自律的自由人

自律的自由人へ向け、時間管理を有効にする6つの方法

自律がうまくいく人といかない人には常日頃の考え方や行動習慣に違いがあります。最たるものに時間があります。時間をどうやってつくり出すのか?そもそも時間とは何なのか?本記事では「時間管理」という視点で自律的自由人になる方法をまとめてみました。

「仕事が忙しいからできない」症候群

「仕事が忙しくてシゴトづくりをしている時間がない」多くの人がそうなります。そんな時は「仕事が忙しい」と言っている自分を振り返ってみてください。仕事が忙しいということは自分は会社に縛られれているから行動が起こせないと言っていることと同じです。

「そんなこと言われても・・・」と言いたいでしょう。でもいつまでその状態を続けるのでしょう?そのままでいたらいつまで経っても「仕事が忙しいから」と言い続けて何も変わらない自分のままです。

「時間がない」と言っている人はいつまで経っても時間がないを繰り返しています。一日24時間、与えられた時間はみんな平等です。「時間がないから◯◯できない」と言っていたら問題解決になりません。「どうやったら時間をつくり出すことができるか」を考え始めないと事は進みません。

コミュニティでは月1回メンバー同士が顔合わせをする場をつくっています。同じ志の仲間と定期的に接点をもつことはとても重要です。自分を振り返り自分を知ること、相手を知ること、モチベーションを維持すること、コミュニケーション力を磨くこと、強いつながりをつくることなど多岐にわたる目的があります。

スタートした頃は平日夜月1回のみ開催していました。一か所だけだとどうしても都合が合わず参加できないという人が出てきます。月1会う場がないとシゴトづくりの土台はできません。そこでここ数年は平日夜と週末の両方で行っています。

そんな中、「仕事が忙しくて時間がとれない」と月1回の集まりに参加しない人がいます。わずか月1回の場に参加する時間がないというのは時間をつくろうという気持ちがないから。自分の中の優先順位が違うところにあるから。

そもそもやる気の問題です。そんな気持ちで人生の舵取りができるはずがありません。であれば一生会社に縛られて生きていく道を選んだ方がいいです。

サラリーマンにはきびしい言い方かもしれません。でも本当に自律的自由人を目指したいのなら、どこかで不退転の気持ちをつくっていく必要があります。会社の完全コントロール下から少しずつ抜け出していこうという行動力が要ります。中途半端に活動をしてもそれは単なる自律ごっこにしかなりません。

「仕事が忙しくて活動に参加できない」「土日も仕事で身動きとれない」「予定がうまっていてイベントに参加できそうにない」だからシゴトづくりへ向けた活動ができない。こんなふうに言う人がいます。そういう人は今今会社がイヤだから逃げ出したいだけです。

これからもずっと会社に縛られて不平不満ばかり言い続ける。気がついたらこんな年齢になっていた・・・になるのか。それともどこかで区切りをつけて小さな行動を起こしていくのか。それを決めるのは他ならぬ自分自身です。シゴトづくりは人生の舵取り。甘い考えで成就するものでは決してないことを覚えておきましょう。

忙しいとは心を亡くすこと

自律的自由人になったら毎日が自分のコントロール下になります。自分でスケジュールを決めて自分がしたいように動けるようになります。ただ一つ気をつけないといけないことは「忙しく」することで満足を得ている自分になっていないかを確認することです。ビジネスライクにガツガツ動くことが目的ではありません。

先日、知り合いの起業家と話をしていました。その人はメールやフェイスブックのメッセンジャーなどの通知機能を停めているそうです。通知機能とはスマホにメッセージが届いたときにお知らせするあの機能のこと。お知らせが来ると気になってついつい見てしまいますよね。これを毎日続けていると、知らない間にSNSに自分がコントロールされていることになってしまう。なるほど!と思いました。

こんな話もある。講師派遣会社に行ったときのことです。

ひと昔前は講師依頼書を全部手書きで作っていました。講師スケジュールも時刻表をひいてたんですよ。メールがないときは自宅のFAXを送って電話を掛けていました。講師の先生は土日しかご自宅にいないこともあるので下手したら1週間連絡がつかない状況もよくありました。でも翌週の予定とかちゃんと組めて。仕事ができていたんですよね。ほんと今の時代では考えられません・・・

現代は当たり前のようにネットがあります。いつでもどこでもすぐに連絡ができます。一つのことが終わったら次の段取りはどうとか、来週1週間は予定がいっぱいだとか、1ヶ月、2ヶ月先のスケジュールがどうするかとか。気がついたらそんなことにあくせくして毎日を送っていたりします。

でも本当にそれでいいのでしょうか?立ち止まって考えてみてください。そんな毎日を送りたくて自律したのではないはずです。

「忙しくて時間がない」といつも嘆いている人がいます。その人に「じゃあ何時間あれば忙しくなくなるの?」と質問してみます。おそらく答えに窮することでしょう。「忙しい、忙しい」といつも口に出している人の行動を客観視してみます。その人は時間管理ができていない人です。さらに言うと他人に時間管理を任せている人です。

逆に「あの人どうやってあんなにたくさんの仕事をこなしているんだろう?」「めちゃくちゃ忙しそうなのにいつ本を読んでいるんだろう?」「いつ会っても平静に見えるのは何でなんだろう?」そんなふうに見える人がいます。

その人は時間の大切さをわかっている人です。時間が何より大切だとわかっているから自ら時間をコントロールしています。けっして他人に振り回されたりしません。

時間をないからと深夜まで作業したり睡眠時間を削る人がいます。これでは長続きしません。睡眠時間を削っても頭がもうろうとするだけ。仕事の効率も下がります。それよりもちゃんと睡眠をとって一定の時間に集中した方がいいです。

自律的自由人は心のあり方、人間関係、仕事・・・自分ですべてをコントロールしていきます。時間はその中でも最たるもの。本当に自律したいのなら他責にしても何もはじまりません。自ら時間をつくりだしていきましょう。

「忙しい」という文字は心を亡くすと書きます。「いつも忙しそうですよね」と言われていてはだめです。それは「いつも心を亡くしてますよね」と言われているようなものです。「いつも暇そうですよね」そう言われるような働き方をしていきましょう。それこそが本当の自律的自由人です。

自律的自由人はサラリーマン以上に時間がない

自律したら時間がなくなります。格好のいい話ばかりではありません。日々売上のこと、人との関係づくり、収支のこと、目の前の資料づくりと泥臭いことが満載、頭の中はいっぱいになります。

サラリーマンも時間がないでしょう。でも時間がないの意味が違います。サラリーマン時代は何もしなくて給料が入ってきます。自律したら何もしなかったらお金が入ってきません。だから常に動いている必要があります。動き続けるのでしっかり時間をとって自分やビジネスを見つめ直すことができなります。

時間をとらないとできないこととは何か。例えば競合を調べる作業があります。自分がやろうとするビジネスと同じようなことをやっている人を見つけ、どんな組み立てをしているのかをつぶさに見ていく作業のことです。

この作業はひたすら検索の連続になります。検索作業はやるとわかりますが、とんでもなく時間が掛かる作業です。やり始めて気がついたら数時間・・・なんてことはざらです。

この間の作業が直接的にお金を産み出しません。そんなことをしているくらいなら人と会って一つでも売上を上げたい!気持ちはそっちに向かってしまいます。でもきちんとした調査のもと組み立てていないビジネスを動かしても結果は出てきません。

事前の調査が不十分だったためになかなかお客さまにヒットしない、挙げ句は方向性を変えないといけないという事態にまで発展していくこともあります。痛手はとても大きくなります。

競合調査は一つの例に過ぎません。ビジネスの要になる集客や販促といったものはきちんと組み立てないといけません。思いつきでやってもうまくいきません。こんなふうになると次はこうしてこんなながれになる。そうじゃないときはああするといったシミュレーションをしたいところ。ここでも時間を要します。

こうした状況になることをあらかじめ想定しておいてください。ここでも時間管理が重要なテーマになります。

時間をつくり出すコツ

誰も自分のために時間をつくってくれたりはしません。じゃあどうしたら時間をつくることができるのか?いくつかのステップがあります。

まずシゴトづくりにどのくらいの時間が必要かを考えます。平日最低30分、週末8時間、1週間で○時間、1ヶ月にすると○時間。こんなふうに具体的に割り出してみます。このとき忘れてはいけないポイントがあります。それは余った時間でやるのではなく、先に必要な時間を天引きするということです。

次に今使っている時間の棚卸します。朝起きて夜寝るまでどんな時間の使い方をしているのか?頭で考えるのではなく、紙に書き出してみます。「テレビをボーっと見ている」「同僚と飲みに行っている」「付き合い残業をしている」書き出した中にムダなものが出てきます。小出しの時間も積み重ねたらそれなりの時間になります。この時間を有効に活用します。

頭を使うときには集中力が必要になります。物事に集中するにはまとまった時間よりスキマの時間の方がいいです。会社に行く時間までのリミットの中でやる、予定の前にやるなど、お尻が決まっていると集中力が倍増します。

週末自宅でやっているとダレてしまいます。そんなときも時間を切って作業します。「今から1時間11:45までにこれをやり切る!」そう決めて作業に掛かります。今日は時間があるからゆっくりやろう・・・そんなことを思っているとあっという間に夕方になってしまいます。人は時間があってもなくても同じことに陥ります。逆に限られた時間しかないからこそ集中力が高まります。

ムダな時間を見直しても削る時間がなかったとします。そういう場合は通勤時間を使います。満員電車の中だと何もできないのでいつもより少し早い電車に乗ります。周囲の人の様子をうかがう。釣り広告を眺める。ぼーと景色を見る。アイデア出しやブログのネタだしは机の上でうーんうーん考えるより電車の中の方が思いつくものです。

時間の棚卸しができたら毎日やることの型をつくります。朝起きたら30分でブログの下地を書く。トイレに入っているときに新聞からネタをさがす。毎日決まった時間に決まった作業をするようにします。毎日毎日ひたすら繰り返します。するとだんだんと定着してきます。これを習慣化といいます。毎日が習慣にできたら自然にながれるようになります。やらないと気持ちが悪いというところまで行けばベストの状態です。

特に朝時間を有効活用していきたいです。朝はゼロスタートなので脳が活性化します。集中力も倍増します。自分で事業をやっている人には朝型の人が多いです。その理由はここにあります。遅くまでだらだら起きるクセがあるのなら朝型に切り替えてください。

時間に対する価値の考え方

時間に対する価値を持っている人は自律してもうまくいきます。うまくいかない人は時間に対する価値がない人です。その差はどんなところに現れるのでしょうか?いくつか例を挙げてみます。

こんな例を想像してみてください。自分が企画するセミナー開催が間近に迫りました。でもパワーポイントの知識がありません。かといって本を読んで覚えている時間もとれそうにありません。そこでパワポのことをよく知っている人に直接指導を受けることにしました。

そして数時間のレクチャーに謝礼を払いました。教えてもらった人はその道の専門家というわけではありません。でもその人の貴重な時間を使わせてもらったということで対価を払いました。こんな人がうまくいく人です。このくらいならタダで教わろうと思うのがうまくいかない人です。

「今度、個別相談に乗ってください」と伝えます。申し入れる前提として対価を払おうと思っています。そしてレクチャーを受けたら正当なお金を払います。これがうまくいく人です。料金を聞いてそれは高いのでやめる、わずかの時間だから無料でやってもらおうとする。これがうまくいかない人です。

タイムイズマネーと言います。相談に応じる相手は教えられるところに到達するまでにあらゆる仕入れをしています。仕入れにはそれなりの時間とお金が掛かっています。そのことをわかっていたらタダで受けようなんて気持ちにはならないはずです。自分が相手の立場になったときどう感じるかが大事です。

何でもかんでもタダでもらおう、お金を掛けずに受けようと、自分のことばかり考えている人はうまくいきません。その人がどれだけの時間とお金を費やして今日あるのかを考え、自分がその立場になったらどうしたらいいかを考える。時間に対する価値を知っておくこと。重要な心構えです。

まとめ

時間管理は多くの人が抱える課題です。みんな一様に忙しいのも事実です。一方で与えられた24時間もみんな同じなのも事実。第一義は自分としてどうしていきたいのか?人生をどう形づくっていきたいのかです。自分が主導権を握ることで時間は自分中心にまわり始めます。あきらめることなく取り組んでいきましょう。

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