生き方

先人の言葉ことわざに学ぶ50代からの生き方・働き方のエッセンス

これまで10年以上にわたり、起業、複業を手段としてご縁のあった人たちの人生の方向づけに関わってきました。そうした中、ことわざと重ね合わせて「これってまさにこの言葉通りだよな・・・」腑に落ちることが多々ありました。

「ことわざは、観察と経験そして知識の共有によって、長い時間をかけて形成されたものである。その多くは簡潔で覚えやすく、言い得て妙であり、ある一面の真実を鋭く言い当てている」ウィキペディアには記されています。

僕自身が50代。実体験からなるほどなあ~と感じたことわざを紹介しています。元気と勇気そして道しるべのヒントになればうれしいです。

人の振り見て我が振り直せ

他人の言動のよしあしを見て自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよ

とある集まりがあり、終了後の懇親会での出来事。よくあるホテルの立食パーティー形式です。少し時間があいたので食事をしていました。そこで一人の女性がやってきました。「名刺交換させていただいてよろしいでしょうか?」「はい」名刺交換が始まりました。

その女性、名刺を渡すなり僕の名刺はろくに見ることもなくすぐさま名刺ケースに。「うん??」この時点でNGです。

「私はこんなことをやっています。来週出版パーティーがあるのでぜひいらしてください。フェイスブックやっていらっしゃいますか?あとで友達申請させていただきますね」続けざまに畳みかけるようにしゃべってきます。しゃべっている傍から視線は次の人のところにあります。話す気は失せました。

相手のことを気にかけもせず、自分の言いたいことだけを言いまくる。話しているその場から次のことを考えている。自分のイベントにどれだけ人を呼べるか、そのためだけにその場を使っている。どう感じますか?

リアルの世界だけではありません。SNSでも同じことが言えます。例えば自分の投稿にいいね!を押してくれている人。何となくありがたいですよね?さらにコメントまでしてくれたらかなりうれしくなります。

ブログを書いていてそれを投稿していたとします。「ブログ、いつも拝見しています」なんてコメントされたらどんな気持ちになりますか?

基本の姿勢は「自分がしてもらったらうれしいことをする」「自分がされたら嫌なことをしない」です。嫌な例はここまで極端じゃないにしても、多かれ少なかれ自分も同じことをやっていたりします。

自分のことってなかなか気づけないものです。だからこそ、こんな場面に合ったときこそ「人の振りみて我が振りなおせ」です。

時は金なり

時間はお金と同じように非常に貴重なものなので無駄に浪費してしまうことなく、できる限り有意義に使いましょう

「今日は外出もなく一日予定が空いている。さあ、溜まったことを片付けていこう!」朝から意気込んだとします。ところが一日終わってみると、片付けるどころからろくに何一つ手が付いていない状態のままだった。「あー今日一日をムダに過ごしてしまった。もったいないことをした・・・」こんな経験はありませんか?

今日はたっぷり時間があるからと高を括る。やろうと思った仕事でパソコンの前に座ってみる。何だか集中できない。気がつくとネットサーフィンをしたり横道に逸れることをしている。あっという間に午後になる。

ご飯を食べたら眠くなった。眠いのにやっていても効率は上がらないから昼寝でもするか。自分なりの理由をつける。起きると夕方になってしまった。あーやばい・・・予定がないと余計にダラダラしてしまうのがよくある話。時間は何もしなくてもどんどん過ぎていってしまいます。

先日もこんなことがありました。講演オファーがあり当日のレジュメ作成をしないといけない仕事がありました。エージェントからは「◯日までに提出してください」と催促があります。手帳に「◯◯分レジュメ作成」とフセンを貼って忘れないようにしていました。

今回は新しいネタを入れるのでアイデアが必要。本やヒアリングからの情報収集もやらないといけません。でもなかなか良い切り口が見つからないので気になりながらそのまま放置状態が続きました。

日にちが過ぎてレジュメ提出期限が目の前に。そして今日作らないと間に合わないというところまで追い込まれてしまいました。

さすがにここまで来たらあとはやるしかありません。それまで良いものを作ろうと考え過ぎることで余計に手をつけられませんでした。もうそんなこと言っている暇はありません。とりあえずここまでの材料で作ることにしました。

60点の出来にしかなりませんでした。あとはやってみて聴講者の反応で改善することにしました。一気に作り込んでいる自分がいました。

常日頃やらないとやらないと・・・そう思っていてもすぐに手がつかないものってありますね。そんな時はやらざるを得ない状況にしてしまうのが得策。それが「締め切り思考」。

例えば午後から人と会う予定を入れてしまう。すると「◯時までに仕上げないといけない」ということになります。やってしまわないといけない締め切りをつくり自分を追い込む。するとここ一番の集中力が発揮できます。

自分でシゴトを始めたら時間管理は全て自分がすることになります。ダラダラやろうが集中してやろうが文句を言う人は誰一人いません。自分がやった行動の結果がそのまま自分に跳ね返ってきます。

起業家脳インストールの一環として「締め切り思考」を取り入れることをおすすめします。毎日にメリハリをつけて過ごせるようになります。

仏作って魂入れず

仏像を作っても、作った者が魂を入れなければ、単なる木や石と同じであることから。転じて物事は仕上げが最も重要であり、それが欠けたときは作った努力もむだになる

シゴトづくりには「あり方」と「やり方」があります。あり方の上にやり方が乗っかってきます。多くの場合はやり方から入ってしまいがち。やり方から入ると軸が決まっていないから途中でブレてしまいます。あり方があってのやり方。

あり方とは、ひと言でいうとビジネスすべての土台になるものです。土台があってその上にノウハウや方法が乗っかります。これを「やり方」といいます。準備を始めた人は多くの場合、やり方ばかりを追いかけてしまいます。

これではいつまで経って前進しません。「あり方」とは何なのか?こんな事例があります。

メンバーの中で独立起業数ヶ月にして月商100万円をクリアした人がいます。その人は「ホームページからお客さまを獲得した」と報告してくれました。

それだけを見た人は「なるほど!ホームページで集客するノウハウを覚えたら月商100万円を達成できるんだ」「SEO対策でキーワードを決めて上位表示にするノウハウをマスターしたらいいんだ」と思ってしまいます。これが落とし穴です。

たしかに最後の出口はホームページです。お客さまはインターネットで検索してホームページを見つけてその人の存在を知りました。そしてホームページの内容を読み込みました。プロフィールをみて共感しました。この人なら信頼できそう・・・そう感じて連絡をしました。

この流れのウラにあるものが重要。彼はここに至るまでコツコツと積み上げてきました。「そもそもなぜこのシゴトをしているのか?」「誰のためにシゴトをするのか?」「その人はどんなことに悩んでいるのか?」「どんな価値を提供できるのか?」

一つひとつをかためていきました。どれもビジネスの土台になるものです。

相手に伝えるための情報は何度も推敲を重ね、じっくり文章に仕上げていきました。日々の専門家コラムも発信し続けています。その集大成がホームページという形になっています。これだけの仕込みと日々の努力があってはじめて出た成果。

スキルだけをマスターすればうまくいく、そんなものは存在しません。小手先のテクニックだけでうまくいくほどビジネスは甘くありません。

世の中には「1週間で1千万稼げる」「ブログを書いて月収100万」といったコピーでその気にさせるものがゴマンとあります。「やり方」だらけの世界です。そんな上辺だけの情報に踊らされてはいけません。

建物もしっかりと基礎があって安定したものになります。ビジネスは「あり方」があっての「やり方」。忘れないでください。

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打てば響く

働きかけるとすぐに反応する

仲間にラジオ出演依頼をしました。フェイスブックのメッセージでのやりとりです。その場で「はいやります!」の即答が返ってきました。書いてエンターを押すと相手が返事を書き込んでいるのがわかります。この間のやりとりはわずか5分です。ちなみに番組収録は朝6時の早朝です。

ここで「いやあ、早朝はちょっと・・・」とか「まだ予定がわからないんで・・・」と躊躇されたら頼む方のテンションも下がってしまいます。こうしてその場ですぐに乗ってくれると頼んだ甲斐があった!次回も何かお願いしよう!という気持ちになります。

「ちょっといきなりは難しいですねー・・・」「準備がないときびしいですねー」と返事があったら一気にやる気が失せてしまいます。彼はいつも「○○だからできない」ではなく「どうしたら○○できるのか?」の発想で考えてくれます。だから頼りになるんですね。まさに起業家マインドそのものです。

物事が決まるときってこうじゃなきゃ!知り合いでもシゴトができる人はジャッジが速いです。良いと思ったら即実行です。オファーが来たらとりあえず「すぐやります!」と答えます。具体的にどうするかか後で考える。「打てば響く」の姿勢、意識しましょうね。

石の上にも三年

冷たい石の上でも三年座っていれば暖かくなるように、つらいことでも辛抱して努力すれば必ず報われる

起業は業を起こすこと、つまり自分で仕事を創り出すことです。ゼロから創ります。時間も掛かります。本当のカタチになるには3年です。それを実感する出来事がありました。

僕はFAAとは別に焚き火でコミュニケーションをつくる事業を行っています。この事業基盤は埼玉の田舎町にあります。町とのご縁なしではこの仕事は語れません。

数年前、1年間のお礼で一番お世話になった町役場の人と林業家さんに会いに行ったときのこと。町役場では来年に向けてやりたいことを伝えました。役場の人は二つ返事で協力することを快諾いただきました。

林業家さんには、きこりの仕事で月1弟子入りさせてほしいと無理なお願いをしました。「じゃあ、弁当もってくるか!」と笑顔で受け入れていただきました。

そこから振り返ること3年前、町とのご縁がはじまった頃。「こうすれば町の資源を活用して人を集められる」「ここをこんなふうにしたい」いろいろな提案をしました。

でも全く取り合ってもらえませんでした。それはそうです。どこの馬の骨かわからない外部の人間に簡単にではどうぞなんて言うはずがありません。

その後、小さな企画からイベント実施を重ねていきました。そのたびごと町のキーマンになる人たちと個別に話し協力を仰ぎながら進めてきました。役場の人ともできるだけ接点をつくりました。林業家さんとも何度も会って話してきました。一緒にイベントも開催しました。

その途中では僕の配慮不足から関係にひびが入るような事件もありました。自分の蒔いた種です。何とか修復してきました。そんなある日、大手企業からイベントプロディースのオファーが来ました。町は色めき立ちました。

林業家さんのお宅には、本宅の隣りに倉庫のような建物があります。中に入ると、まん中にだるまストーブがあります。だるまストーブの傍にいくととてもしあわせな気持ちになります。僕たちはだるまストーブを囲んで話をしました。

勝手な推測ですが、この場所には気の知れた人しか招き入れないのではないかと思います。僕たちはそんな「応接間」に通してもらえたんだと感激しました。

焚き火の事業は、こんなことあったらいいなと大好きなことと夢物語からのスタートでした。一緒にやってくれるところなんて何もありませんでした。そんな中、たまたまの出来事をきっかけにご縁ができていきました。

その後なかなかうまくいかず、何度かやめようかといった場面にも遭遇しました。でも自分が本当にやりたいことを再確認し、いろいろ妄想、ワクワクしながら続けてきました。そしてやっとカタチになる兆しです。

事業をあたためはじめてから3年。ゼロから創る仕事には3年。自分が本当にやりたいことは何が何でも3年やり続ける。そうすることで階段を一段上がることができる。まさに「石の上にも三年」昔の人は本質を語っています。

初心忘るべからず

何事においても始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならない

一人のメンバーと話をする場面がありました。FAAのロゴを一新するための打ち合わせです。ロゴは単なるデザインではありません。その中に事業に対する想いを込めること。それを見た人に想いを感じてもらえること。目指すところのはずでした。

「どんなデザインがいいと思う?」打ち合わせに入り、僕はそんな質問をしていました。それに対し、メンバーは言いました。

「団長(←三宅の通称)はFAAで何がしたかったんですか?」「えっ??」「こういう想いでこうしていきたいがありますよね。私たちにもいつも言っていることがありますよね。いつも飲んだとき熱く話していますよね。あれじゃないですか?」

「メンバーに何かあったら自然に助け合える。卒業してもあそびにきてくれる。一緒に学び合い、教え合う。部活的なノリ。一歩先行く先輩がいる・・・そんな感じですよね?」

ハッとしました。ロゴを新しくするにあたりデザインから入ろうとしていた自分。そんな小手先のことではありません。デザインではなく想いが原点と言ってくれたメンバー。

そうなんです。想いこそすべて原点です。一人ひとりの個性を大切にする、それがつながった世界をつくること。それがしたいんです。

そもそも何のためのこのシゴトを始めたのか?ここにしか原点はありません。大切なことを毎日にながされて忘れている自分がいました。情けないことです。

定期的に初心に立ち返ることの必要性を再認識させられました。こんなフィードバックをしてくれるメンバーがいること。本当に有難いことあり心から感謝しました。

現在勤めている職場を3月末で退職することとなりました。あと2回ほど出勤の予定はありますが今日から有給消化に入ります。現在の職場で仕事をしなければ、起業しようとは思わなかったでしょう。退職の挨拶を各部署へして回っている時に「あなたが来てくれて変わったことがたくさんある。それがあなたの成果。本当にありがとう」と言っていただきました。

この半年、上司との関係もあり本当にしんどかったのですが、そう言って認めてくれた人たちがいたことで今までの頑張りが報われた気がしました。「頑張りすぎるからあんまり無理はしないように」とも言われたので、これから辛いこともあると思いますが無茶せずに頑張りたいと思います。

ちょうど1年前の今日、モヤモヤ相談で団長と出会いました。その時に団長が書いてくださったシートは、初心を忘れないように写真として手帳に入れて持ち歩いています。今こうしてみなさんと活動できていることは本当にありがたいことだと思っています。

別のメンバーからのメッセージ。初回で面談したメモを手帳に入れて持ち歩いてくれていることのこと。まさに僕にとってもメンバーとのスタートの日です。

他メンバーからも「団長と最初に会ったのはいついつのどこどこでこんな話をした」とこれと同じような面談メモを見せてくれることがあります。

独立起業するということは人生の舵取りをすることにつながります。一人ひとりのスタートライン、大きな局面に関わること。責任のあるシゴトをしていることを再認識しないといけません。

一刻千金

貴重な時間、よい季節や楽しいひとときなどが過ぎ去りやすいのを惜しんでいう

「起業したいですか?」「もちろんです」「じゃあいつ起業したいですか?」「まだ漠然としていますが、2年か3年先だと思っています・・・」最初のモヤモヤ相談でよくある会話です。

多くの場合、最初のうちはこんな感じです。でも実際に準備を始めた後は変わります。本当に起業したいなら変わらないといけません。

起業準備を始めて数ヶ月経ったときの会話。「いつ起業スタートしますか?」「今はタイミング悪いのでもう少し先になったらと思っています」と返答。「じゃあいつになったら良くなりますか?」と訊く。すると「う~ん・・・」となってしまう。その先がないからです。

どこかで起業すると言っている人は3年経っても同じことを言っています。どこかってどこなのか?どうなったらなのか?そこが明確じゃないから。安全パイを考えている人はずっと起業することはありません。

稼げるようになったら会社を辞めようと言っている人はずっと会社を辞めません。そんな中には「その後しばらく会社でやっていたら仕事がたのしくなってきた」と言い始める人も出てきます。

「社内起業の公募があるのでやってみようと思う」ある時こんなことを言ったりもします。たしかに社内起業はやりやすいでしょう。でもずっと籠の中の鳥であることには何ら変わりはありません。

そもそも自分でゼロから起こしていないから起業とは言いません。でもそれでいいならOK。自分がどうありたいのかが優先だから。

次はどうなるかなんて未来は誰にもわかりません。FAA卒業生起業家はみんな「ここで」を決めてスタートを切っていきました。確実な保証なんてある人は一人もいませんでした。でも「本当に」起業したいから一歩踏み出していきました。

卒業生で成功軌道に乗っている起業家の一人が言いました。「2年経っても起業しない人はずっとしない」ある意味シンプルな答えかもしれません。

起業したいという願望だけならいつまでも願望のまま。それでいいならそれも選択肢の一つ。「本当に」起業したいのか否か。ここにしっかり腹を据えることが必要。ここまで来たら一本でやる。

曖昧なことを言っていたらずっと曖昧なまま。気がつくと2年、3年あっという間に過ぎていきます。「本当に」起業したいなら期限を切ることの大切さを知ってください。

守破離

まず型を学び、次に自分のオリジナルを混ぜてみて、最後に新しいものをつくっていく

人は大人になるしたがって今までの経験値を積み重ねていきます。この経験値から導き出された「自分のルール」「自分の当たり前」みたいなものをつくっていきます。いつしかこれが判断基準になっていきます。それはそれで当たり前のことです。

でもこれから知らない世界へ進もうというときは考え方を変えることです。そういった既成概念に邪魔されることなく「言われた事を言われた通り」にやってみます。

「講師はこう言っていたけど自分は今までこうやってきたからちょっと違うと思う」「そうは言われたけどいろいろ事情があってできない」こんなふうに言っている人は間違いなく結果が出ません。

自分が生きてきた延長線上だけには新たな視点はできにくいもの。自己流に固執すると視野が狭まります。結果遠回りしてしまうのが関の山。現実にそんな人をたくさん見てきました。

日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方に「守破離」という考え方があります。「守」は無知から真似る段階。既知のセオリー通りにやってみる。師についてその流儀を習いその流儀を守って励むこと。

「破」は思考して考える段階。あえて既知のセオリーに逆らってみる。師の流儀を極めた後に他流をも研究すること。「離」は卒業から独自の世界を創造する段階。既知のセオリーとは違う独自のセオリーをみつける。自己の研究を集大成し独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。

まずは「守」。自分のオリジナルを確立したい。その気持ちは大切です。でも未知の世界を我流で進んでもうまくいくはずがありません。実践してきた先人の知恵をまずはそのまま実践してみる。

実践の先に初めて見えるものが出てきます。見える前から自分でやっていては結果なんて出るはずがありません。多くの人が陥りがちな落とし穴です。

ナンバーワンよりオンリーワン

トップでなくてもいい、お客さまに選ばれる存在に

あるセミナーでこんな事例がありました。山形県の片田舎にある水族館。古くからある老舗的存在です。年々来場者はジリ貧。時代のながれでアライグマやアシカやラッコが流行ってきたから導入したりもしました。でも目立った効果はありません。近隣に大型水族館が出店してきてますます降下。

そんなある日、サカサクラゲの赤ちゃんをみた観客が歓声をあげているのをみて「これだ!」とひらめきます。そこからクラゲの数を増やしていきました。日本一、そして「世界一のクラゲ水族館」になりました。今ではアクセスがとても悪い立地なのに来場は10倍になりました。

お客さまがほしいと思うことをピンポイントで叶えてあげること。これがやりたい!そう思うキーワードでズバリ自社をヒットしてもらうこと。「そのことなら◯◯さんにきいてみたら」そんなふうに紹介される存在になること。

「細かいけど今までありそうでなかったよね。でもそういうのって欲しかったんだよなあー」そう言ってもらえるようなオリジナルな場所をつくること。そしてお客さまによろこんでもらうこと。やりがいのかたまりです。

「◯◯と言えば自分」をつくること。それは誰よりも先に「言っちゃう」ことです。この世界、言ったもん勝ちです。後になって「それなら自分も考えていたのに・・・」なんて言っていても誰も気づいてくれません。

考えているだけなら誰でもできます。その中で実行に移せる人ってほんの一握り。だから成功者になるんですね。そして出来上がるものが「◯◯と言えば自分」。この◯◯を確立していきます。

「何によって憶えられたいか、その問いかけが人生を変える」ドラッカーは言っています。何で憶えられたいですか?記憶に残る人生をつくり出していきましょう。

一日一生

一日を一生のように生きよ、明日はまた新しい人生

起業は人生の舵取りをするための手段でしかありません。まずこれから人生をどうしたいかがあること。それを実現するためには他ならぬ起業という手段がベスト、だから起業する。決して起業を目的にしていけません。

でも現実はどうなるのか?人生こうしたい!と大きなビジョンを立てても人はいつのまにか忘れてしまいます。お正月に立てた目標が1週間も経たないうちにどこかに消えてしまう経験を一度はしているはず。< 「日々をどう過ごすか。それが人生をどう生きるかということ」たまたま本で見つけたある作家の言葉。シンプルだけど真意があります。毎日を一生懸命に生きる。毎日の小さな行いが積み重なって実になっていきます。 毎日を一生懸命に生きるってどういうことなのか?示唆のある内容があります。あのヘレンケラーが書いたものらしいです。この一文にすべてが集約されています。

ある日森の中を長い間歩いてきた友人にどんなものがあったかを尋ねました。すると友人「別に何も」と答えたのです。そのとき感じたことです。「1時間も森の中を散歩して、別に何もないなんてどうしたら言えるのだろうと思いました。目の見えない私にもたくさんのものを見つけることができます。左右対称の繊細な葉、白樺のなめらかな木肌、荒々しくゴツゴツした松の木の樹皮・・・。

目の見えない私から目の見えるみなさんにお願いがあります。明日突然目が見えなくなってしまうかのように思ってすべてのものを見てください。そして明日耳が聞こえなくなってしまうかのように思って、人々の歌声を小鳥の声をオーケストラの力強い響きを聞いてください。

明日触覚がなくなってしまうかのように思ってあらゆるものを触ってみてください。明日嗅覚と味覚を失うかのように思って、花の香りをかぎ、食べ物をひと口ずつ味わってください。五感を最大限に使ってください。世界があなたに見せてくれているすべてのもの、喜び、美しさを讃えましょう。(「ハーバードの人生を変える授業」より引用)

初志貫徹

初めに心に決めた志を最後まで貫き通す

サラリーマンをやっていた頃。現場やお客さまから見たら絶対こうだ、そう思うことが多々ありました。それを実践しようと思ったら稟議なるものを通さないといけません。

例えば自分が主任だったら課長の承諾を得る。課長は部長へ説明する。部長は本部長へ。本部長は役員へ。役員は専務へ。専務が社長へ。それでやっと事が進み始めます。

この間に起こるのが伝言ゲーム。間に何人も入るので最後には自分が伝えたい真意は全く違う方向になってしまいます。「自分が言いたいことはどこに行ったの・・・」そんな状況に陥ります。

それが組織の実態。何でお客さまにとって大事なことがすぐに実行に移せないのか。何度も何度も苦渋の思いをしました。

お客さまへ向いて考えたとき今やっていることは正しくない。ビジネスはお客さまありき。自分は正しい道を貫きたい。すぐにでも実行したい。自分がこうだと思った信念にもどつき行動する。すぐに実践に変える。

会社の常識は世の中の非常識という言葉があります。会社という枠組みの中で正しいと判断されることはお客さまから見たら間違っているということがあります。

組織の中ではみんな自分の保身に走ります。保身に走るがためにシンプルな正解をどこかに葬り去ってしまいます。おかしな話です。

経営者になって日々やっていることを振り返ることがあります。その日その時これだと思うことをすぐに実践に変える。やってみると何かしらの結果が出る。もし結果が思わしくなかったらすぐに修正する。何度もこれを反復しているような気がします。そして今があります。

自分がやっている事業、責任は全部自分にあります。だから自分の思うようにやります。そのことがうまくいかなかったとしても納得感があります。

うまくいかなかったこと自体が次へのステップにつながります。お客さまに受け入れてもらえなかったらすぐに直す。この繰り返しが事業をホンモノに変えていきます。

起業家は自分がやりたいと思ったことをすぐに実践に移せる立場。「今会社でやっていることは納得いかない。納得いくようにするためには人に委ねていても埒があかない。自分でやるしかない」そんな気概があるのならやってみましょう。

人生は一度きり。心からたのしく毎日を送ることが全てだから。

打たぬ鐘は鳴らぬ

何か行動を起こしたり、努力をしなくては良い結果は得られない

起業準備をしていると「ほんとにこれでいいのかなあ?」「自分ができることって何なんだろう?」「こんな商品を買ってくれるんだろうか?」「お客さまってほんとにいるんだろうか?」と自信を失ってくることがあります。

そんなとき自信を取り戻すきっかけはどうやって見つけていけばいいのか?効果的なのは「実際にやってみる」こと。これに勝る方法はありません。

トライアル勉強会と呼ぶものがあります。最終段階に来た人がメンバー向けに本番想定でセミナー形式の実践をする場です。なかには一人ではなかなか一歩を踏み出せない人もいます。そんなときはメンバーの中から自分のビジネスと親和性の高い人と一緒にコラボ企画を組んだりします。

昨日なんとか無事に初トライアル勉強会、終了する事が出来ました。Oさんの後ろ盾がなかったら、決して踏み出す事がなかった体験でした。いろいろ感じる事の出来る素敵な体験でした。大分ずっこけてしまった様ですが、皆さま温かく見守って下さってナイスフォローに感謝感謝です。

はじめてコラボトライアル勉強会を開催した人のコメントです。コラボならお互い協力して進めることができます。気持ちが折れそうなときもお互いに励まし合うことができます。当日も半分ずつなので負担が軽減します。

トライアル勉強会はメンバーに自分を知ってもらうこと、自分のビジネスが実際どうなるのかを試してみること、メンバーからの有益なフィードバックをもとに自分のビジネスにブラッシュアップをかけていくことができる他にない場です。

こうして実際にやってみることで実行に移した人にしかわからない、行動したからこそわかる収穫を得ることができます。この経験を繰り返すことが「自信」へとつながっていきます。自分にもできるんだ!こんなことが人の役に立つんだ!と実感できます。

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禍を転じて福と為す

自分の身にふりかかった災難や失敗を上手く利用して、逆に自分の有利になるよう工夫する

数年前のこと。焚き火の仕事をしてきました。泊まりではじめて焚き火をしたい人向けの焚き火キャンプ。場所は軽井沢。夏場に焚き火をたのしんでもらうには涼しい場所であることが必要。駅からアクセスも考えこの場所をよく利用していました。

早朝、関越道経由上越道へ。上越道に入ったあたりからだんだん雲行きが怪しくなります。そしてついに雨が降り始めました。現地に着いたら怒涛の準備が待っています。雨天だと先が思いやられます。「勘弁してくれよなあー」そんな気持ちでした。

現地に到着。旧軽井沢などふもと付近では霧雨程度。これならイケると思っていざキャンプ場へ。ところが山を登るにしたがって雨足は増すばかり。

現地に到着すると土砂降り状態になっていました。「今日はあいにくの状況ですねー」とキャンプ場のスタッフ。「まいったなあ・・・」お先真っ暗な気持ちになりまいした。

雨の中のキャンプ設営。ほぼ豪雨の悪コンディション。いつもならシートの上に荷台からいったん荷物を下して作業に入るところです。この雨では荷物の出しようがありません。まず雨を避ける場所をつくりたいのですが、タープも荷台の奥にあって取り出せません。

どうしよう・・・とりあえず木の下の比較的雨に濡れなさそうな所に荷物を下します。その上にとりあえずシートをかぶせる。全て作業しながらの判断になりました。

びしょ濡れになりながら右往左往して少しずつ設営を進めます。ゲストを駅まで迎えに行くまでにそれなりの体裁を整えるのが目的。体裁どころか何もできないまま時間だけはどんどん過ぎていきます。

あっという間にタイムリミットになってしまいました。車の荷物を全部下ろさないと人を乗せるスペースはありません。ざっと全部出してビニールシートで覆ってすぐさま迎えに行きます。

ゲストには作業が遅れていることをお詫び。現地に戻るとテントに直接雨が当たらないようにしないといけません。この雨量だと夜に漏ってきて寝れなくなるからです。

とっさの判断で大型ビニールシートを2枚つなげて二十の屋根を設営。その間にゲスト対応をしました。食事の準備もしました。もちろん焚き火もたのしんでもらいました。夜間は雨足が増したのでテントの固定化に力を尽くしました。

こんな感じの二日間。体力的、精神的にも疲労困憊。もう二度とこんな目に遭いたくない、その場では感じました。でも後になって感じ方が変わりました。

「これだけの悪コンディションでゲストを迎え入れたのは実績」「雨天の時の段取りがわかった」「少々の雨なら機転が利く自信がついた」「ゲスト招待の時は雨天は中止判断をすべき」など多くの収穫を得ました。

日々いろんなことがあります。今が大変!何でこんな思いをしないといけないの!という場面に遭遇するでしょう。でもそれは全て将来の糧になります。

一見ネガティブに思えること。その時は苦労の連続でもう二度とイヤだと思うこと。その裏返しには大きな収穫があります。週末のドタバタ劇で得た新たな学びです。

賽は投げられた

事は既に始まっているのだから考えている余裕はない、もはや断行するしかない

「起業に一歩踏み出す引き金になるものにはどんなことが多いの?」相談者からよくある質問です。こんな世の中をつくりたい!こんなビジョンを実現したい!そんな志があるから・・・一見そう思うかもしれません。でも実際はまったく逆のケース。ほとんどがネガティブなものばかりです。

僕はFAAで2年半活動をしてきました。正直起業離陸まで長く掛かった方だと思います。家族のこと、収入のこと・・・いろいろなことがあったからです。そんな僕がなぜ起業離陸しようと思ったのか?まずひとつ目は、プログラムを受講して自分なりのビジネスモデルをかためることができたから。

逆に言うと、一人でモヤモヤ考えたままで自分なりにかたまったものがなかったら、いつまでも経っても踏み切れなかったと思います。最後独立しようと踏み出す決め手になったのは、会社でどうしようもない納得できない出来事が起こったことが理由。

このままここにいると自分の人生がだめになってしまう。そう感じたことです。それまでにもたくさんの理不尽なことがありました。その積み重ねです。将来こうなるからいけそうではなくここで決別する・・・そんな気持ちでした。

これは起業した一人のメンバーのコメントです。実際、最後の最後は予期せぬ異動とか上司のパワハラとかネガティブなことが引き金になることが多いもの。僕の場合も例外なし。サラリーマン23年で数々の納得いかないことを経験してきた。

転職を重ねた最後の会社で仕事を干されたあげく、とんでもない異動を言い渡された。この異動をのむと一生サラリーマン人生のまま終わってしまう。これで終わるわけにはいかない。それが起業を踏み出す一歩を決めた引き金でした。

ここで忘れてほしくない重要なポイントがあります。それはネガティブな出来事をネガティブなまま引っ張らないこと。起こったことはネガティブでもそれをポジティブに変換する。一度やると決めたら前を向くこと。

「今、自分には一歩踏み出してみろ!という風が吹いているんだ」こんな感覚をもつこと。ネガティブなままだと会社から逃げたいだけになってしまう。会社から逃げ出したいだけのモチベーションでは起業は継続できません。

起業するのに不安を一掃するような準備なんてありません。今ここだと思ったら踏み出す。一生懸命やり続ける。決してくじけることなく前を向く。そうすれば何とかなる。道は拓ける。

後から振り返るとこんなふうに話している自分がいる。これが本などには書かれていない本当の現実です。

案ずるより産むが易し

始める前はあれこれ心配をするものだが、実際にやってみると案外たやすくできる

サラリーマンをしながら複業する方法にはリスクがありません。収入が確保されているからです。デメリットもあります。それは途中で迷ってしまうこと。スタートするまでに試行錯誤する期間があります。その間にさまざまカベにぶつかるからです。

これまでの人生を振り返り自分軸を決める。自分の中にあるリソースをあらいだす。自分を知る、専門分野を決める、ビジネスプランをつくる。シゴトづくりのあり方を決め、やり方に進んでいく。ここまでは机上です。

練り込んだ次のステップは行動。ここで行動に移らなかったらどうなるのか?机上で考えただけで終わっていたらどうなるのか?行動しないと不安になる。あの人にはこう言われた、この人にはこうした方がいいと言われた、

本を読むあんな情報もある・・・余分なことを考え始める。どっちがいいんだろう?本当に今まで考えてきたことでいいんだろうか?迷い始めます。

いったん迷いはじめるとだんだんとわからなくなっていきます。堂々めぐりを起こし始めます。一番良くない場合は「そもそもこれが本当に自分がやりたいことだったのか・・・」そんな振り出しにまで戻ってしまうこともあります。いったい何のために練り込んできたのか意味がなくなってしまいます。

一人で悩んで良いことなんてこれっぽっちもありません。そんなときはとにかく「動いてみる」ことです。動くことで初めて見える世界があります。

動かないから迷ってしまうのです。迷っていても何の解決にもなりません。これまで考え尽くしてきたことに自信を持つことです。実際やってみると、「最初の一歩はハードルが高かったけど意外に大したことなかったんだ」そう感じます。

もうひとつ伝えたいことがあります。動き始めるとたのしくなるということ。誰もやったことがない未知の世界。自分が考えたことを実践する。たのしくないわけがありません。動かないとしんどいだけ。だから動いた方がいいのです。

結果なんてやってみないとわかりません。失敗はサラリーマンをやっているうちにたくさんやればいいこと。スタートした後の失敗はリカバリーが大変です。サラリーマンのうちならいくら失敗したって全く問題はありません。

それどころか失敗することが自分の成長につながります。失敗をたくさんした人こそが本当の専門家と言えます。

シゴトづくりは自分でするものです。人生は自分で決めるものです。他人の意見に振り回されてもしょうがありません。一定期間、集中して練り込んだものならそれを行動に移すこと。

正しいか否かは提供した相手が判断するものです。周囲の雑音に惑わされてはいけません。「迷ったら動く」肝に銘じておいてください。

凡事徹底

何でもないような当たり前のことを徹底的に行う。当たり前のことを極めて他人の追随を許さないこと[/chat

コミュニティOGにTさんがいます。色を通じてその人らしさを引き出すシゴトをしています。そんなTさんがある日NHKの番組に専門家として出演しました。堂々と的確にそれでいて控え目で自分らしさを出していました。番組をみた人の中からファンになりたい人が続出しそうな空気感を醸しだしていました。

「すごいなあ~」「自分も将来ああなりたいなあ~」「でもそんなこと無理かもなあ・・・」そんな感想を持ったはず。でもここまでの道のりは険しいものでした。起業初年度は売上もままならず苦労に苦労を重ねてきました。

番組中に「パーソナルカラー」や「色彩アドバイザー」と紹介がありました。この肩書きを名乗る人は世の中に星の数ほどいます。知名度だけでいけば、Tさんより上の人はたくさんいます。そんな中なぜ選ばれたのでしょうか?

Tさんがメディアから選ばれたのはホームページによる情報発信があったから。他には情報発信が継続的にきちんとできている人がいません。だから抜きん出ました。ではTさんがこれまで何をしてきたのでしょう?きっと特別なノウハウを駆使しているから・・・そんなふうに思っていませんか?

彼女は奇をてらったことは何一つしていません。基本の型をしっかり守って毎日きっちりと書いていく。コツコツコツコツ続けていく。とにかく励行しました。初年度は目立った成果は出ませんでした。でも決してあきらめることなく続けていきました。1年以上やり遂げました。

ネットだけではありません。リアルでも個別セッションや少人数のワークショップを繰り返し繰り返し続けていきました。すると1年経ったあたりから少しずつ反応が戻ってくるようになりました。メディアから取材や番組出演のオファーが入り始めます。おためし商品への申込も来るようになりました。

・毎週火曜日は全体朝会をやる
・朝会が終わったら全員で自分の机の掃除をする
・名札は必ず左胸につける
・会議が終わったら椅子をきちんと元に戻す
・帰宅するときは机の上にPC以外一切置かない

ITの雄、今や世界をまたに駆ける楽天。そんな巨大企業でも些細なことを日々励行しているそうです。奇策を弄するのではなく、地道に目の前の課題に向き合っていくことの重要性がここにあります。

毎日コツコツ正しいことを積み上げていくとそれがやがて大きな花となって咲くときがやって来る。凡事徹底ができている人のみが成功軌道に乗るのです。

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