50代自分の強みの見つけ方|知っておきたい8つの鉄則

相談者
相談者
これといって好きなこともないし、やりたいことが見つからない
相談者
相談者
特別なスキルや資格をもっているわけでもないし、自分に何ができるかわからない
相談者
相談者
何かやろうにもネタが見つからない、これからどういう方向で進めばいいんだろう?
相談者
相談者
自分を見つめ直すと言われても何から始めていいのかわからない

多くの人からこんな相談をよく受けてきました。50代は人生の分岐点。自分の強みは何なのか?自分は何ができるのか?は起業を考えたとき最初の登竜門になります。

本記事では50代からでもできる自分の強み、やりたいことの見つけ方のコツをまとめています。

何からはじめたらいいの?
モヤモヤ漠然とした頭を整理
一歩踏み出せる個別相談

自分のことは自分ではわからない


自分の強みを見つけるときに知っておきたい大前提があります。それは「自分のことは自分ではわからない」ということです。

「起業して何をするかは自己の棚卸」と本やセミナーで一般的に言われています。「そうか、自分を見つめ直すことなんだ」そう思って作業に取り掛かります。

好きなことを100個書き出してみるとかいろいろと試してみます。ところがやればやるほど自分は何がしたいのかわからなくなったりします。これってなぜでしょうか?

それは第三者に話してみるというプロセスを踏んでいないからです。まず自分自身を振り返って書き出すことは重要です。これなくして棚卸の一歩は踏み出せません。50年以上の人生を振り返ったことなんてありませんよね?この作業には価値があります。

ただ自分で自分を見つめ直すには限界があります。人には自分では気づけない自分がいるからです。自分では気づけない自分は第三者の力を借りる必要があります。

ジョハリの窓という心理学のモデルをご存知でしょうか?

人には、自分も他人も知っている自分、自分は気付いていないが他人が知っている自分、自分は知っているが他人に隠している自分、自分も他人も気付いていない自分の4つの窓があるといわれています。

人間関係をスムーズにし、コミュニケーションの円滑化を図るためには、自分も他人も知っている自分を大きくすることが必要というものです。

このモデルにある「自分は気付いていないが他人が知っている自分」と「自分も他人も気付いていない自分」が第三者の力を必要とする部分になります。

第三者の力を借りるためにやること、それが話すこと。自分のことをフルオープンにして話します。話をし始めると「あ、自分はこんなことを思っていたんだ」「こんなところに熱が入るんだ」そんなことがわかります。

書いているだけでは絶対つかめない感覚です。同時に話すことでより頭の整理がついてくるから不思議です。

そして一番重要なことが話した相手からのフィードバックです。

「それってすごいことですよね」「えっ?自分では当たり前だと思っていました」こんなやりとりが起こります。これが「自分は気付いていないが他人が知っている自分」です。

自分の本当の強みや魅力が発見できる瞬間です。このように棚卸をフィニッシュまでもっていくには第三者の力が必須です。一人で考えるだけで答えを求めないようにしてください。

このながれはなかなか自分一人ではできないものです。ちゃんとしたフィードバックができる第三者と会話ができる場をつくって取り組むことをおすすめします。

自分がやりたいことは何なのか?自分の強みは何なのか?そこから出てくるシゴトネタは何になるのか?一人商いづくりでもっとも重要なステップです。

棚卸がしっかりしていないとあとあとブレてしまいます。ぶれない軸をつくっていきます。自分軸の確立にはしっかり時間をかけて取り組んでみてください。

自分の強みはプラスなことだけではない


自分で歩む人生にしたい。でも何ができるんだろう?自分の強みって何だろう?これといった取り柄もないし、特技もないし、強みと呼べるものなんてないんだよなあ?・・・

こんなふうに強みというとプラスのことばかり考えがちです。ありがちですね。

実は本当の強みは弱みやコンプレックスの中から湧き出てくるものだったりします。商いは相手の悩みを解決して対価を得るものです。そのとき相手の心情がちゃんと理解できる必要があります。

そのためにあってほしいものが実体験です。相手の心情を理解するのに実体験に勝るものはないからです。

自分の強みを見つけるときにプラス思考ばかりにとらわれないでください。あなたがこれまでの人生で経験してきた苦労、挫折、失敗の中から得たものこそ宝物です。マイナスだった過去にもフォーカスしましょう。

一人商いづくりに特別なスキルは要らない

自分の強み、ネタ、やりたいことはどうやって見つけていくのでしょうか?他にはない秀でたものというところで考えてみましょう。

自分でシゴトをつくるのは、サラリーマンから見ると、普通ではない特別な世界。会社からスピンアウトした一部の有能な人だけがやるもの。

一か八かの大勝負。清水の舞台から飛び降りる覚悟がいる。大きな資金力が要る。その中で成功しようと思ったら、世の中にないことをやるか、他の人にはない卓越したスキルや人脈をもっているかがないと成功しない・・・そんなイメージをもっていませんか?

僕もサラリーマン時代はそう思っていました。でも実際に「こっちの世界」つまり起業の世界に来るとわかることがあります。

実はそんなに特別なことではないということを。例えば、人に教える系の商売をするとします。いわゆるコンサルタントと呼ばれる職業があります。

コンサルタントといえば大前研一さんとか神田正典さんとかが頭に浮かびます。あんなすごい人たちのようになるなんて無理、そう思いますね。そうするとやっぱり違う世界の話と思ってしまいます。

ここでお客さまの目線に立ってみます。あなたが何かビジネスで悩みや困りごとがあったとします。その時に大前研一さんに相談に行くでしょうか?いきなり相談できませんよね?

もし相談できたとしても、そもそも何を相談したらいいかに困るはずです。(実際はコンサル料とか現実的な問題もありますが(笑)

そもそも敷居が高いわけです。自分とはレベルが違いすぎるわけです。わかりやすくするためちょっと極端な例を挙げてみました。何となく感覚だけつかんでみてください。

もし自分が相談に行くなら、もっと身近で同じ目線に立ってくれるような相談しやすい人を選びたいと思いませんか?

ここにポイントがあります。初心者やそのことをあまり知らない人は「ちょっと先を行く先輩」的な人に相談してみたいものです。

その道で大家とかそういう雲の上の人の話はためになってもいざ自分が実践するとなったら隔たりができます。

このことを相談される側からみるとどうなると思いますか?初心者の人より、少しだけ経験や知識があるレベルでよくなります。

今までやってきた経験、人一倍好きなこと、情熱を注いできたことの中から人より少しできることは見つけていきます。忘れていることもあります。とにかくしっかり掘り下げていきます。

自分でシゴトをつくってごはんを食べていくためには、超専門的なスキルや知識が必要ということではありません。

要は目の前の困っている人の役に立つことができるか否かが重要。起業は特別な人がするものという誤解、少し理解いただけましたか?

一人商い身の丈起業を失敗しないための16の手順「漠然と起業したいと考え始めたけど、何から始めたらいいんだろう?」「起業に関する情報にはいろんなものがあるけど、いったいどれが正しいのか...

今の仕事の延長線上で考えない

今までの仕事の経験を生かして独立する・・・一番考えやすいケースかもしれません。たしかに仕事スキルが積まれている、業務内容や業界のことがよくわかっているなどメリットがあるのは事実です。

今やっている仕事で独立起業するのが成功への近道、そんなことを言っている専門家もいます。

でも本当にそうでしょうか?今の仕事の延長線上で独立起業することで自分が望む姿は実現できるのでしょうか?ある一定期間、会社の仕事のことは知り尽くしています。今の仕事が好きなら今のままサラリーマンでいればいいはず。それなのになぜ起業を考えるのでしょうか?

会社から指示されるのではなく、自分がやりたいことをやってみたいからではないですか?その答えは決して今の仕事の延長線上にはないはずです。もちろんこれまでのことをすべて捨てるという意味ではありません。

今日にいたるまでしてきた経験は何者にも代えがたい財産です。経験は生かさないといけません。

ここで伝えたいことはあなた自身のワクワクはどこにあるのかです。起業とは業を起こすと書きます。つまり起業とは「シゴトをつくりだす」ことです。

今、世の中にある仕事に自分をあてはめても限度があります。というかそれってたのしくないですよね?起業家は自分で仕事をつくり出せるのが醍醐味です。

あなたがワクワクできることは何なのか?そしてあなたはなぜその仕事がしたいのか?あならが自分らしく個性を発揮できることは何なのか?ここをしっかり掘り下げてみてください。徹底的に自分と向き合ってみてください。

一人商いネタを決めるのはその後です。このことが事業の継続、一人商いの成功へつながっていきます。

何からはじめたらいいの?
モヤモヤ漠然とした頭を整理
一歩踏み出せる個別相談

本当にやりたいことは見つからないもの

多くの人が陥る落とし穴が「自分が本当にやりたいこと探し」です。結論から言います。本当にやりたいことは考えただけでは見つかりません。ここでのポイントは「本当に」という形容詞をつけるか否かです。

「本当に」とはある意味完璧を求めた言葉です。そもそも自分がやりたいことを考えるだけで完璧を期すことに無理があります。

本当にやりたいことは何なんだろう?と考え始めたらよく言う自分さがしが始まります。これを「本当にやりたいこと探し症候群」と呼んでいます。

自分探しの旅が始まると堂々巡りばかりです。自分探しを始めて10年になる・・・これまでの相談者の中にはそんな話をする人もいたりします。

じゃあ、どうしたらいいのか?答えは60点できたら動いてみること。いったん集中してやりたいことを突き詰めてみる。突き詰めてみてこれかもしれないなあ・・・と思うものが見つかったら、まず動いてみることです。

動き始めると必要な人が周囲に集まってきます。これからの自分につながるようなご縁が生まれるようになります。

情報発信を始めると自分に必要な情報が入ってくるようになります。アンテナが立っているからです。

「自分が本当にやりたいことは何なのか?」を考え過ぎないでください。それをすることは結果として自分がその場に留まることになってしまいます。

ニヤニヤしながら考える

起業ネタを考えるときの発想法があります。「ニヤニヤ」しながら考える・・・です。

あんなことやりたい!こんなことを試してみたい!ネットで調べたり、本を読んだりしながら、ニヤニヤ、ワクワク、ドキドキする。これです。起業準備期間の醍醐味と言えます。

ニヤニヤって変な感じ・・・そんなふうに思ったかもしれません。実はニヤニヤこそ重要な要素です。起業は自分で仕事を創り出していくこと。さらに言うと世の中にないものを生み出していくことです。

「こんなのあったらいいな・・・」「できたらいいな・・・」妄想しているとニヤニヤしてくるはず。具体的にイメージが膨らんでくるとニヤニヤは最高潮になってきます。

自分で考えていてたのしいと思えないことは相手をたのしくすることはできません。だからニヤニヤしてほしいのです。

僕はもう一つ、焚き火コミュニケーション事業をやっています。「焚き火が仕事!?」「そんなのお金になるの??」必ずそう言われます。

でもまったく気になりません。そのことを考え始めたらいろんなアイデアを噴き出してきます。自分でニヤニヤしているのがわかるときもあります。大好きだから。心からやりたいことだから。お客さまに価値を与える自身もあります。

一人商いには答えなんてありません。なぜならやってみないとわからないことばかりだから。

やる前から「それってうまくいかないと思う」そんなふうに言う人がいます。他人の話にダメだしする人がいます。そんなのは無視したらいい。ダメだしの先に可能性は生まれません。

何の根拠があってダメだと言えるのか?商品サービスを買うのはお客さん。需要だとかマーケティングだとかいろいろあります。それももちろん大切です。

でももっと大切なのはお客さまの気持ち。お客さまが買おうと思う感情をもってくれるか否かです。

「それって面白そう!」「こんな発想もあるんじゃない?」こんなふうに言う人と付き合ってください。その方がたのしいし無限の可能性が生まれるから。

一人商いとは自分の可能性を試すことです。型にはまって可能性を閉ざしては意味がありません。人生にふたをするようなものです。

「え~そんなの無理に決まってる・・・」他人にそんなふうに言われることこそやりがいを感じてください。

チャンスがあるから。一人商い準備はニヤニヤしながら突き進んでいきましょう。

自分の原点を見つけるたった一つの方法

じゃあ、自分がやりたいことをどうやって見つければいいのでしょうか?そのためには「あなたのやりたいことの原点」がどこにあるのかをつかむ必要があります。

原点を探し出すやり方をお伝えします。やりたいことの原点は、これまでの人生を振り返って「たのしかったこと」の裏側にあります。

では原点を掘り起こす質問をします。「あなたがこれまで人生を生きてきた中で、今でも当時の情景が浮かんでくるくらいたのしかった出来事、印象に残ることを3つ挙げてみてください」幼少期にまでさかのぼって考えてみてください。

一例として僕の例を挙げてみます。僕は小学校2年のとき、近所の病院の裏庭に秘密基地をつくりました。秘密基地というのは穴を掘ったもので、中に子供3人が入れる程度のスペースをもったものです。このとき友達3人と作業して出来上がって中に隠れたあの感覚は今でも鮮明に覚えています。

2つ目が学生時代に所属した野外活動研究会での野宿やキャンプの風景。これも映像が浮かんできます。

3つ目がサラリーマン時代。現場から本部へ行き、まったくのゼロから100人のプロジェクトを立ち上げ、あるシステムを完成し、全国展開したときのこと。これも昨日のことのように思い出されます。

3つの出来事を思い出したら、なぜそのことがたのしかったのか「理由」を掘り下げてみます。例の場合、小2のときの原体験は、何もないゼロからみんなで一緒につくり上げることができたから。学生のときは自然の中で仲間と膝をつき合わせ、ホンネの付き合いができたから。

サラリーマンのときは、まったくの白紙から自分が中心となって仲間を巻き込んでゴールを達成することができたから。という答えが出てきました。

最後に「理由」の共通点を整理してみます。例の場合で説明すると、自然の中で、何もないところから自分が中心となってホンネで仲間を巻き込みながらゴールを達成することというフレーズが出てきます。これが僕が自分でやりたいことの根っこにあるものです。

歩んできた人生の中でたのしかったことの理由からあなたのやりたいことの原点が見つかります。自分がやりたかったことのフレーズが満たされることを基盤に自分軸を立て、専門分野や起業ネタを決めていきます。

天職とは毎日心からたのしくできる仕事のことを言います。僕の場合、今まさにやっていることがこれに当てはまります。天職デザイナー、フリーエージェントアカデミーはまさに僕の天職です。でも最初からこんなことがやりたくて今に至ったのではありません。

起業していろいろと試行錯誤しました。これが本当に自分のやりたいことだったのか?自問自答を続けてきました。ビジネスの内容も変えていきました。そんなある日、このワークに出会いました。そしてまさに天職を見つけることができたのです。

シンプルで的を得ています。それ以来、モヤモヤ相談にいらっしゃった方にはこの手順を必ずお伝えしています。

自分オリジナルの強みを見つける正しい棚卸の極意

やりたいことの原点を見つけたら、次のステップは「じぶん棚卸」です。リソースの棚卸しと人生まるごと振り返りの両面でやっていきます。

リソース棚卸しは、今までやってきたこと、人一倍好きなこと、情熱を注いできたこと、できること、得意なことを書き出していきます。

このとき中途半端な作業ではだめです。徹底してやります。手書きで書き出します。なぜ手書きかというと、その方が断然思考がまわるからです。またあとで見直したとき、そのときどう考えていたかがわかるからです。

棚卸しは何度かに分けてやる方が効果的です。一度寝かすと別のものが浮かんできたり思い出されたりします。パソコンに文字を打つのとは雲泥の差です。やってみないとわかりません。ぜひ試してみてください。

それがしっかり書き出せたら、信頼の置ける第三者できれば同じように一人商いを志す仲間に書いたことを話してフィードバックをしてもらってください。

自分の強みは自分では気づかないところにあるものです。このステップを忘れずやりましょう。強みや一人商いネタをあらい出す上で仲間の存在は不可欠です。FAAではそういう強固なヨコのつながりをつくっています。

人生まるごと振り返りは、文字通り今までの人生を振り返ります。幼少期、小学校、中学校、高校、大学、20代、30代、40代と年代別にやっていきます。

その年代ごとで今でも印象に残る出来事、出会った人、出会った言葉、つらかったこと、苦労したこと、挫折したことを文章で書き出していきます。

この作業の中で「転機」になったことがわかります。今の自分を形づくっているものも見えてきます。ビジネスを立ち上げたとき、「なぜこの仕事をしているのか」を導き出すものになります。将来お客さまになる人に共感をつくり、ひいては信頼関係をつくることにつながります。

リソース棚卸しで出てきた情熱を注いできたものを軸に、今までやってきたこと、できること、得意なことを組み合わせてみます。

そして最後に「情熱×できること」の組み合わせで出てきたものを求めている人がいるのかの確認です。ニーズの把握ですね。こうして一人商いネタを決めていきます。

まとめ

起業して自分に何ができるのか?を決めていく一人商いネタの選定はとても重要なテーマです。今までの仕事の延長線上でこんなこと、世の中で需要がありそうだからこんなネタ、得意なことからこんなこと・・・いろいろと思いが巡ります。

最後にあなたに質問です。そのテーマで本当にブレることなくずっとやっていけそうですか?途中でブレたらそれまでに費やした助走準備の時間とコストはムダになります。ブレない軸にこだわってみましょう。

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