【事例豊富】50代からの起業で成功する人・失敗する人の共通点!50代起業の職種や起業の進め方も紹介

「定年まで今の会社を続けていていいのだろうか?」「同じことの繰り返しで後悔するのではないか」「そもそも自分が本当にやりたいことってなんだろう・・・」

50代になると定年という言葉がちらつきはじめます。定年後はどう生きていくのか、老後の収入はどうなるのか。

年金がもらえるまでどうする、人との付き合い方はどうしたらいいのか・・・50代を迎えると仕事やプライベートでさまざまな変化起こり始めます。

「早期退職、役職定年といったことが身近になってきた」「今、自分がやっていることっていったい何なんだろう?」

長引く新型コロナ禍で企業の雇用体制にも大きく変化が生まれてきています。リストラも加速していきます。

「今まで会社ひと筋一生懸命に働いてきたのに何で自分が・・・」

突然の出向、降格といった状況に追い込まれるケースもあります。

「人生100年時代って言われるけど、いったい何から始めたらいいんだろう・・・」

人生100年ということは単純にあと50年。今まで生きてきた年数と同じだけあるという意味。実際に動ける年数で考えても20年強。でもどうしたものか・・・

その答えは、自分としての人生の軸足を決め、軸足にそくした将来を描き、具体化するためにいち早く助走期間に入ることにあります。

これまで10年以上にわたり、50代40代サラリーマンの方を対象に、一貫して起業支援、働き方多様化サポートを行ってきました。

このページでは、これまで取り組んできた実際の経験をふまえ、50代からの起業を成功軌道に乗せるためにおさえておきたいポイントを実際の事例を交えながら解説しています。

記事を読み進めることで、自分らしくたのしい人生を歩みだすきっかけと手順を手に入れることができます。

何からはじめたらいいの?
モヤモヤ漠然とした頭を整理
一歩踏み出せる個別相談

Contents
  1. 50代からの起業で成功する人・失敗する人の共通点
  2. コミュニティOBOGの50代起業の職種例・おすすめの職種
  3. モヤモヤしているのは、あなただけではない|50代の生の声
  4. 知っておきたい50代が置かれた現状
  5. 50代起業の成功事例|男性・女性起業家の成功例
  6. 50代起業の失敗事例|これをやると失敗する50代起業の落とし穴
  7. 50代は起業へ向けた絶好の世代
  8. 50代からの起業術「一人商い」の具体的進め方・手順
  9. 50代起業は助走から|身の丈のシゴトづくり
  10. まとめ|50代だからこそできる新しい生き方の選択肢

50代からの起業で成功する人・失敗する人の共通点

では最初に50代からの起業で成功する人と失敗する人の共通点を解説します。

どの人も何も決まっていないモヤモヤからのスタートでした。10年にわたり、うまくいく人、うまくいかない人の両方を見てきました。

ここでいう成功とは、「ずっと続くシゴト」をしていることを言います。失敗する人は下記の逆です。

また成功している人はフツーの人です。どこにでもいるサラリーマンです。決して特別な人ではないことを追記しておきます。

人とのやりとりの基本ができている

人とのやりとりの基本とは「時間を守る」「約束を守る」「コミュニケーションができる」といったものを言います。商売の基本です。

メールで案内しても何の返事もない。約束の時間に何も言わず平気で遅れてくる。開始直前になってキャンセルをしてくる。事前案内をしているのに「何階でしたっけ?」と開始直前に電話をしてくる。名刺を渡すとき座ったまま受け取る・・・

メールで質問して回答があっても何の音沙汰もない。届いたのか否かさえわからない。質問内容が踏み込んだものだったらそれなりに時間をかけて返信する。それに対し返事すらない。

ホームページ経由で電話で問い合わせをしてくる。こちらが名乗っているにもかかわらず自分の名前を名乗らない・・・

驚くかもしれませんが、こんなことが日常茶飯事で起こります。もしこれがビジネス上のことだったらどうなると思いますか?

その時点で「この人とは取引できないなあ・・・」相手はそう感じてしまいます。打合せに入る前にジエンドです。

コミュニケーションは対面だけだと思っていたら大間違いです。電話やメールもすべてコミュニケーションです。特に個人で仕事を始めると対面以外のコミュニケーションの比重は大きくなります。

ちゃんとした姿勢がないと人との関係はアウトです。コミュニケーションはキャッチボールつまり「相手ありき」です。

相手のことを考えられないようならお客さまのことなんて考えられるはずがありません。基本中の基本と認識しておきましょう。

素直である

素直とは周囲の話をいったん受け止められることをいいます。言い換えれば人の話がちゃんと聴けることです。

「自分はこうしたい、ああしたい」ばかりを主張する。「○○さんの立場ならこうすると思いますよ」「こんな考え方もあります」「そういうときはこんな方法があります」と相手が自分のためにフィードバックをしてくれているのに「それは違うと思う」「自分はこう思う」と反論する。

「でも・・・」「ただ・・・」という枕詞ですべてに否定から入ってしまう。こちらからのアドバイスに耳を傾ける様子がない。

持論をふりかさじている人はそのうち誰からも相手にされなくなります。素直になれない人に成長はありません。

第三者の意見にはしっかり耳を傾ける。相手の話を聴き、なるほどといったん受け止める。受け止めた後にどうするかを考える。

素直に聴く人には相手もどんどん話したくなります。情報がたくさん集まるから成功する確率も上がります。特にお客さまに関わることには超敏感になりましょう。

そして良いと思ったことはそのまま実行します。初めてのことには自己流を入れたりしません。そのままやるというのがポイントです。その方がレバレッジが効くからです。起業は周囲に応援してもらえる存在になることがとても大切です。 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあります。世の中で偉大と言われる人はもれなく「謙虚」な人です。

行動できる

起業がうまくいく人はとにかく「やってみる」という気持ちが旺盛です。いつもアンテナが立っていて目の前を通り過ぎるチャンスをつかみ取ろうとします。

自分なりに予感を感じるネタを入手したとします。「じゃあ、それいつできるの?」「いつからやるの?」「すぐやろう!」そんなノリです。それやるとどうなるの?どうする?やる?やらない?グダグダ言っている暇があったらまず行動します。

チャンスは思わぬところで急にやってきます。そこで躊躇していたらせっかくの機会は逃げていきます。必要なのは決断力とスピード感です。

うまくいかない人はどんどんチャンスを失っていきます。チャンスはそうそうまわってくるものではありません。

例えばランチをしている時。雑談の中から「こんなのどう?」「企画にしてみようか?」そんな話が出たとします。

「それっていいね、やろう!」とすぐ言えること。打てば響くという感覚です。「それやるとこんなことが心配されるから・・・」「もしこうなったらどうするの・・・」と否定的な意見から入っていたらそれ以上話は膨らむことはありません。

一つ誤解しないでほしいことがあります。とにかく動けばいいというものではないということです。「考え尽くして動く」ことを覚えておいてください。

正しい手順で自分なりにもうこれ以上考えられないというところまでやり尽くしたプロセスがあるから決断して動けるのです。

実際に事業をやっている人に相談すると「そんなことを言っている暇があったらすぐに動けばいい」という答えが返ってきます。

そうなんだと鵜呑みにしてはいけません。すぐに動けばいいの背景にはしっかり考えた前提があります。

一方うまくいかない人は「考え過ぎて動けない」という状態になります。「考え尽くして動く」と「考え過ぎて動けない」の違いを理解してください。

ビジネスの答えはお客さまが持っています。お客さまにしか答えは出せません。だから行動し続けます。途中で凹んでも立ち直って動き続ける。そうすることで道が拓けていきます。行動することをやめた時が失敗です。

あきらめずにやり続ける

自分でシゴトを始めても最初のうちはお金になりません。本当にこれでやっていけるの?と不安になったこともたびたびあります。

でもとにかくやるしかないと決めています。そんな中、自分なりに工夫をしていきます。これがだめなら別の方法はないかと柔軟に考えます。

少しずつでも前進します。踏ん張りがあります。前向きに物事をとらえていきます。その繰り返しがしなやかで強い心をつくっていきます。

あきらめずにやり続けるとどうなるでしょうか?お客さまに受け入れてもらうにはどういう商品サービスにしたらいいか?時代を先取りするにはどうしたらいいか?

どうしたらお客さまにより伝えられるようになるのか?そんなことを日々考え尽くすことになります。やってみては修正の試行錯誤を繰り返していきます。

人を大切にする

成功している人は「ご縁からシゴトが生まれた」とみんな同じ話をします。ご縁がつながるのは出会った人を大切にするからです。

利益どうこうではなく、この人のために何かしてあげようという気持ちから生まれます。ご縁をつくれる人は家族や仲間も大切にします。

自分のことだけを考え、自分さえよければいいとは思いません。周囲のことを気にかけています。気配りができます。周囲を大切にするということはお客さまを大切にすることにつながります。

ちなみにご縁は意図的にこの人とつながってできるものではありません。自然なながれから生まれるものです。

ご縁はその場で即効性のあるものではありません。その場で「仲良くなっておく」ことから始まります。仲良くなっておけば何かのときに思い出してもらえます。

たくさん出会い中で自分のことを思い出してもらえる存在になることが重要です。できることなら相手のために何かをしてあげられたらベスト。

何かをしてあげるというと大げさに思えるかもしれません。実際は些細なことで十分です。例えばその人が書いているブログをSNSで紹介してあげるなどです。

「情けは人のためならず」と言います。人を思いやる気持ちがやがて自分にも戻ってきます。世の中に一人で成功できた人なんていません。日々誠実に生きていけるか。どれだけ周囲から応援される人間になれるかです。

期限を決めて動く

成功軌道に乗っている人は、やるために期限を決めています。これまでサポートしてきた中で起業が成就できなかった人は期限がない人です。そういう人はいつまでも中途半端な状態にいるかそのうち頓挫してしまいます。

起業準備をはじめたけど仕事が忙しくてなかなか時間がとれない。やろうやろうと思うけどなかなか手につかない。

ある日、新たなプロジェクトに入れさせられた。部署が異動になってますます時間がなくなった。できない言い訳を考え始めた。

気がついたら起業したいことなんてどこかに頓挫していた。起業は数年前の単なる夢に終わっていた・・・

実際にこんな例をたくさん見てきました。2ヶ月後には会社を辞めないといけない。退職届を出した。どうしてもやらないといけない状況になった。

極端な例ですが追い込まれたものがないと自然にそうなってしまいます。人は知らず知らずラクな方へながされてしまうからです。

コミュニティOBメンバーは「本当の意味で動き始めたのは会社を辞めてからですね」と口をそろえて言います。

人はお尻に火がつかないと本気になりません。本気で自分の道を拓きたいのなら期限を決めてかかってください。期限を決めたらカウントダウンが始まります。やるしかないという状態をつくるのが得策です。

オンリーワンである

オンリーワンとは、「えっ、そんなことが仕事になるの?」と言われるような職業です。この言葉には2つのポイントがあります。

一つは「あったらいいな」と思うお客さまのニーズを掘り起こしていること。もう一つが狭い範囲でニッチなところへ目を向けているということです。

既に世の中に存在しているような領域で新しい発想は生まれません。また多くの人が参入するような場所では自分だけのポジションをつくるのは難解です。

こういうとハードルが高く感じられるかもしれません。そうではなく、誰にでも思いつくようなことと自分の中にあるものをつなぎ合わせていきます。

アイデアは行動に移してはじめて価値をつくります。多くの場合はアイデア止まりで終わってしまいます。

「それって自分もあったらいいなと思っていたことなんだよね」と言われるものです。思っているだけでは価値になっていません。

オンリーワンをつくるもう一つの視点があります。それはあなたが歩んできた人生です。世の中に同じ人生は二つとありません。つまり人生そのものがオンリーワンなのです。

「こんな人生を歩んできたからこのシゴトをやっています」と言えるものにしていくことです。起業は業を起こすと書きます。つまり自分でシゴトをつくることなのです。

既成概念を取っ払って物事を見る習慣をつけることでオンリーワンを見つけることができます。

たのしくやる

シゴトのことを話すときはとてもたのしそうな表情をする。自分でシゴトをつくってきたのだからたのしくて仕方がない。

お客さまからこんな反応をもらった、じゃあ次はこうしよう、ああしようとすぐに試してみたくなる。そしてすぐに実行できるのも醍醐味です。

人は年齢を重ねるとわかったようなフリをするようになります。経験が邪魔をしてシンプルな自分を出さなくなります。

そうではなく何歳になっても新鮮さを求め小さな感動を口にできる。既存のものではなく初めてにこだわってみる。

世の中はたのしんでなんぼです。たのしさは伝染します。自分がたのしんでいると相手もたのしくなります。自分がたのしんでいないと相手もたのしくなりません。

たのしそうにしている人の周りには人が集まってきます。人が集まる人は成功します。

成功する人とは、そんじょそこらにはいないような非凡な人のように思っているかもしれません。でも実際そんなことはありません。

日常に対してシンプルにアンテナが立っている。これってたのしいよね!と素直に思えること。普通に考えたらおかしくない?と疑問に感じられること。

そんなある意味いたって平凡な人です。世間体とか常識とかつまらない鎧を脱ぎ捨てて、子供の頃の純真な心に戻ってみましょう。それだけで見える景色が変わってきます。

「○○だからできない」でなく「どうしたらできるのか」と考える

常日頃「○○だからできない」と言っているときはありませんか?それはできない理由を探しているだけです。本当に実践する人は「どのようにしたら○○できるだろうか?」と発想します。

起業準備をはじめたけど途中でとん挫してしまうケースに「時間がないからできない」というものがあります。本業が忙しくなって時間が確保できなくなったというものです。

時間がなくなると、だんだんとシゴトづくりについて考えることが少なくなります。考えることが少なくなるとモチベーションは下がっていきます。

そのうちに最初の頃の気持ちはどこかへ消え失せていきます。別にやらなくても毎日生活ができるからです。

成功する人は、「どうしたら時間をつくれるのだろうか?」と考えます。毎日の会社での作業を見直す、早く仕事を終わらせようと意識する、仕事を始める前に今日の目標終了時間を決めてみる、などの方法を講じます。

毎日早く仕事を終わらせようとしたら、ゴールとして何が必要かを意識するようになります。漫然とやっていた仕事を効率アップするにはどうしたらいいか実践するようになります。実践できたらそれ自体がシゴトネタに育つかもしれません。

ダラダラと周囲のながれに任せて会社に残っていたことってありませんか?僕もサラリーマン時代はよくありました。「毎日忙しいから・・・」が口癖でした。

忙しいとは心を亡くすと書きます。忙しいが口癖になっていたら自分は心を亡くしています!と明言しているようなものです。

会社時間を短縮できないのなら時間をつくる。一日15分わずかの時間でもいいので、必ず考えたり行動したりする時間を習慣化する。早めに出勤して会社の近くのカフェでやってみるなど手の打ちようはいくらでもあります。

人は経験したことがないことには不安を感じます。「これだからできない」「あんなことがあったのでできなかった」言い訳をしがちです。

不安を取り払うには、理屈でなくまずやってみようという姿勢をもつことです。理屈ばかり先行する。机上で百点満点を狙おうとする。できない理由ばかりを口にする。それでは前に進みません。

頭でっかち、机上論にはピリオドを打ってとにかくまず始めちゃうことです。「60点とれたら動く」ことを意識に置いてください。

苦労を苦労と思わない

成功している人に「これまで苦労したことは何ですか?」と質問します。すると、

「苦労ですか?うーん、苦労ねえ・・・ないなあ・・・思いつかないですね。最初は仕事がなかった、でも当たり前のことだし・・・」

「えっ?苦労って何ですか?言わないといけないですよね?やりたいことしかやってないからなあ」

ほぼ全員からこんな反応が返ってきます。みんな苦労を苦労と思っていないのですね。苦労というより解決すべき課題という感じです。

サラリーマンをやっていると「今日は会社に行きたくないなあ・・・」と思うことがあります。起業したら「今日は何もしようかなあ・・・」となります。行きたくない気持ちになることなんてありません。

サラリーマンの親の立場で子供が会社に行きたくないと言えば、「とにかく行かないとだめだよ」と言います。起業家の親なら「今日か行かなくてもいいよ、どっかに遊びに行ってきたら?」と言います。

今すぐわからなくてもいいです。この感覚、なんとなく受け止めてみてください。

自分をもっている

「塾というと答えを聞きに行くところと思っていました。でもここでは自分で考えて答えを出すトレーニングをするところなんですね。起業は正解がないから正解探しをしてもしょうがないことがわかりました」

コミュニティスクールに通ってしばらく経った人の話です。シゴトづくりは学校の勉強ではありません。受け身では何も生まれません。自らがハッと気づき、腑に落ちたときにはじめて物事はガラガラと動き始めます。

「あの人って自分をもっているよなあ」そんなふうに感じる人がいます。自分をもつとはぶれない軸があるということです。

成功している人はみんな自分をもっています。ポリシーがあります。これだけは譲れないというものがあります。軸がある人の周りには共感が生まれ人が集まっていきます。だから成功へとつながります。

シゴトづくりは一人でやっていくものです。自分が決め、人に頼ることなく行動していく必要があります。

サラリーマンをやっていると無意識のうちに会社に依存する姿勢がにじみついてしまっています。いつも誰かにサポートしてほしい、仲間と一緒にやっていきたいといった気持ちがある人は前に進めません。

相手のよって態度が変わる、周囲の声に振り回される、あちこちで情報ばかり集める、周りはすごいなあとばかり言っている、次から次へノウハウ集めでセミナーを渡り歩く、友人と一緒に起業したいと思う・・・

自分をもっていない人によくあるケースです。自分を律する「自律」、自分で立つ「自立」。起業に成功する人は自律して自立しています。

凡事徹底できる


 
以上が起業して成功する人の共通点です。「なんだ、当たり前のことばかりじゃない」と感じたかもしれません。そう当たり前のことばかりなのです。

凡事徹底と言います。当たり前のことをばかにせずにちゃんとできるか否か。商売は人としてきちんとしているか否かが分岐点です。当たり前とは本質ということです。本質を理解し実践できる人のみが本物になれるのです。

このどれかに当てはまっているからだめという意味ではありません。世の中にそんな完璧な人間なんていません。

もし、そういう傾向があるなと思うものがあったら、今から意識して改善していけばいいだけのことです。

人は失敗の繰り返しから成長していきます。挫折や苦労がその人の厚みをつくり、人間力を高めていくことにつながっていきます。

コミュニティOBOGの50代起業の職種例・おすすめの職種

「起業するにはどんな職種がいいの?」そんな思いの中にいませんか?もしそう考えているなら今すぐ考え方をリセットしましょう。

起業におすすめの職種なんてありません。なぜなら起業は今まで世の中にないシゴトをつくり出していくからです。現存する職種に当てはめようとしても無理があります。

といっても「新しい仕事なんてどうやってできるの?」「自分にはそんな才能はないし・・・」と思いますよね?実はそんな大それたことではないのです。

そのことをイメージしてもらうために、ご縁があって新しいシゴトをつくっていった人たちのことを紹介します。

「サラリーマンを続けてきてこのままでいいの?と立ち止まる。この先どうしていくのがいいか不安。モヤモヤした気持ちの中から、自分らしい人生をつくり始める・・・」

僕が10年以上にわたってやってきた生業です。このコミュニティから次々と新しいシゴトが生まれていきました。例えばこんな感じです。

プロキャンパー、ウソの見抜き方の専門家、オリジナルワイン醸造家、色とココロのコンシェルジュ、シニア旅のパートナー、造形工作師、セカンドフィットネスパートナー、ギフトマンガプロデューサー・・・

共通するのはニッチな世界で「専門家」として立ち、人に教えたり、職人としてシゴトをする人たちです。どれも今まで世の中になかった職種です。

自分の中にある「ワクワク熱量」を掘り下げ、これまでやってきた経験を掛け合わせ、そのことを求めているニッチな市場へアプローチする。このプロセスを経て新しいシゴトが育っていきます。

これからの時代は情報過多で選択肢ばかりが増えていきます。どうしたらいいかわからないことがますます増えていきます。そんなときの相談相手、アドバイザーという分野が重要になってきます。あえて職種でいうとここです。

いくら人工知能やロボットが進化しても人にしかできない領域は必ず残ります。というよりそれこそが重要です。商売の原点は人。そして人がもつ心です。人が人と向き合うスタイル、新しい自営業をつくっていきましょう。

モヤモヤしているのは、あなただけではない|50代の生の声

「転職相談や再就職支援を受けたけどしっくりこない」「50代になって第一線をはずされたので、このままだと先が見える」「役職定年が間近。年下の上司には仕えてまで会社の仕事はしたくない」「早期退職を機に自分でできる仕事を準備していきたい」「55歳で役職定年。大幅に収入が下がることに納得がいかない」

「定年まで会社勤めしていても、自分らしい人生とは言えない」「長年会社勤めをしてきたけど、心底自分らしいとは言えずにここまできた。これからは人生をたのしみながら、ちょっとした収入も得たい」

「レールからはずされてやる気がなくなった。このまま終わるではなく自分で何か始めたい」「定年後の再雇用もあるけど、給料がガタ落ち。そこまでして続けようとは思えない」

「働きがい、生きがいのある仕事とは?」「好きなことや経験を活かしてできることはないんだろうか?」「世の中に役立つこと、社会貢献につながることをやってみたい」

「これで人生終わりなんてさみしい。ひと花咲かせたい」「自分の知識や経験が何かに生かせないものか?」「生涯現役でいたい」

これは実際に相談にいらした方々の声です。何度も出てくる言葉を集めました。同じような気持ちになりませんか?

「このままではいけない」大切な第一歩はこの気持ちをもつことにあります。

知っておきたい50代が置かれた現状

定年まで会社に居続けるリスク

これまで10年以上にわたり、働き方にモヤモヤを抱えるサラリーマンの相談に乗ってきました。40代から50代がその9割を占めます。最近は48、49歳から50代前半の人の相談が急増しています。

人生100年時代と言われ始め意識が変わってきたこと、長引く新型コロナ禍による企業環境の変化など、50代前後のサラリーマンの置かれる状況が刻一刻と変わってきているのを実感します。

50代は会社でそれなりの地位で毎日を送り、めでたく定年を迎える、そこから年金をもらって悠々自適に暮らしていく・・・ひと昔前はこんなイメージでした。

でも今は、定年前に年収が激減する、会社が傾いてしまう、早期退職の対象になるなど状況が変わっています。リスクが増えてきています。

また年金の受給開始時期もどんどん先送りになっています。現役で収入を得られる年代から年金受給開始までの期間がますます広がっていきます。

となると、年金を受け取れる年齢までつなぎの収入をどうするかも気になります。会社で雇用延長してもたいした収入にはなりません。何よりやりがいはどこかに消えてしまいます。

会社に依存しているとこんな事態が起こります、この先何が起こるかわかりません。そうなるのをあらかじめ知っておくことです。当面会社にしがみつくのなら心の準備だけでも始めてください。

定年後に必要な収入と仕事

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では、定年後に必要な収入とはどのくらいなのでしょうか?上記は年金受給額と生活費の関係です。(2015年総務省家計調査報告)

年金を差し引くと毎月の不足額が63000円程度というイメージになります。加えて介護にかかる費用を考えておかないといけません。

毎月の不足分6万円×20年=1200万円、要介護生活費500万円、随時発生する費用(増改築・医療)300万円、合わせると2000万円が必要になる計算です。

2019年に金融庁は人生100年時代をふまえると2000万円が不足すると発表しました。男性65歳以上女性が60歳以上の夫婦では、年金収入に頼った生活設計だと毎月約5万円の赤字が出ると推計しています。これから20年生きると1300万円、30年だと2000万円が不足するという計算です。

「再就職して働け」「投資をして資産形成をしろ」「今の家計を見直して節約しろ」

年金不足分をどうしたらいいか当時国が示した内容です。端的に言うと、自助努力つまり自分で何とかしろという意味です。

「そんなこと言われても」「国はおかしい」そう感じますよね。でも頭にきても文句を言っても国は何をしてくれません。自分で何とかするしかないのです。

投資して資産形成する、言葉でいうのは簡単です。でもやったことがない人にとって未知の領域です。そもそも投資にはリスクがあります。そう易々と始められるものでもないですよね。

家計の見直しはできます。毎月何気なく払っているものは結構たくさんあります。サラリーマンをやっているとそのあたりがルーズになりがちです。

早い時期から今の家計を把握して削減できるものはしていきましょう。50代の断捨離です。今すぐに取り掛かれる方法の一つです。

再就職して働く。働くことは、健康でやりがいのある毎日を送るためにとても大切です。では定年退職後の仕事というとどんなものがイメージできますか?

輸送・運転業務、マンション管理人、清掃・販売業、駐車場や道路の警備員・・・世の中的にはこんなところでしょうか。

じゃあそれをやる。本当にいいですか?若い頃ならまだしも年をとってからまでやりたい仕事ではないですよね?それよりも第ニの人生は自分がたのしいと思えることを仕事にしたいと思いませんか?

まずは年金不足分の5万円。これをどう稼ぐかです。さらにプラス10万円あったらちょっと豊かな生活ができます。

年金プラス分を自分が本当にやりたいこと、ワクワクすること、好きなことで稼き出す。自分で仕事を創り出していく生涯現役を実践する。そんな発想転換をしてください。

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50代起業の成功事例|男性・女性起業家の成功例

まずは本人の実話を視聴してください

まったくの未経験からワイン醸造家へ

刑事からウソの見抜き方人気講演家へ

大手企業管理職からインドネシア民族楽器演出家へ

50代で起業を志した人の声

50代で起業した人は心境にいるのでしょう。体験談を語ってくれたメンバーがいます。等身大で肩肘張らないメッセージを受け取ってください。

起業するってどういうこと?なぜコミュニティにいるのか?今どんな感じ?そんなことについて話してみたい。

新しいことをやりたくて今の会社に入った。30代、40代の頃はいろんな部署でいろんなことをやった。出世志向ではなかったがそれなりにたのしくサラリーマン生活を送ってきた。

55歳を過ぎて役職定年になった。すると今まで経験したことがない部門で休日もなく仕事をすることになった。

もう辞めようかなと思ったとき配置転換になり何とかそれなりの業務についた。仕事自体はたのしいはずだった。でもこの会社でやりたいと昔持っていたワクワクした気持ちがなくなっていた。

そんな気持ちで仕事中に検索していたらFAAコミュニティがヒットした。体験セミナーは参加できそうな曜日時間だった。とりあえず行ってみることにした。顔を出してみたもののその頃は「起業なんてないでしょ」と思っていた。

サラリーマンの人が二枚名刺で活動している記事を集めてみたり、セカンドキャリアのセミナーなどにも参加してみた。

「会社もいいけど起業もいいぞ」とそんなふうに息子に言っていた。お父さんも新しいことを始めるから一緒にがんばろう。そんなことを言っている自分がいた。

入会して予定されるイベントにできる限り参加した。無理矢理勢いをつけるためだった。参加しないと行動が止まってしまうのが心配だったからだ。

まず家族の理解が必要になる。真面目に起業を考えているを理解してもらおうと話をしていった。もう一つ大事な期限。今年で会社辞めようと思っている。

起業するとはどういうことか。音楽でプロになるとしたらどんなプロになるかだろう。講師をやるのもCDを出すのもプロだ。

起業でも同じ。何の専門家になるのかだと思う。一つ感じること。それは踏み出したらその瞬間からプロになっているのだということ。とにかくやってみることが大事だ。

50歳を過ぎたとき会社で受けたセミナーで聴いた「プランドハプンスタンス理論」というものがある。個人のキャリアはその8割が予期しない偶然の出来事によって形成される。

偶然の出来事は本人の主体性や努力を最大限に活用することでキャリアを歩む力に発展させることができる。

偶然の出来事はただ待つのではなく意図的にそれらを生み出すよう、積極的に行動したり自分の周りに起きていることに心を研ぎ澄ませたりすることで、自らのキャリアを創造する機会を増やすことができる。

○好奇心:新しい学習機会を模索すること○持続性:失敗に屈せず努力をすること○楽観性:新しい機会が「必ず実現する」「可能となる」と捉えること

○柔軟性:信念、概念、態度、行動を変えること○リスク・テイキング:結果が不確実でも行動を起こすこと。5つの条件は今まさに起業へ向け行動している自分と重なり合う。

50代後半の今、自分ができそうなことで職さがしをしているのと自分が本当にやりたいことを考えているのとでは雲泥の差がある。できるか否か不安はいっぱいですが笑・・・

締めの言葉。背伸びすることなく素の自分で伝えてもらった言葉に心が動かされました。体験談の根っこにあるものを感じ取ってみてください。

生涯現役に掛ける想い|動画

50代身の丈起業家で開催したセミナーの風景です。ダイジェストですが、場の空気感を感じてみてください。

46歳で独立|三宅哲之体験談

最後は僕自身の話です。モヤモヤしたサラリーマンが漠然と何も決まっていないところから新しい生き方をつくるサポートをしています。

新卒で大手企業、その後2回の転職を経てサラリーマンを23年やってきました。人生の大半をサラリーマン稼業に捧げてきたどこにでもいる普通の会社員でした。

朝から晩まで毎日真面目に仕事をしてきました。その過程では「これまで会社のことだけを考えて一生懸命働いてきたのに、その挙句がこんな仕打ち??」という悔しい思いも多々ありました。

会社が良くなるためにどうしてもこれが必要!その想いの強さで公式の場で失言。現場叩き上げのエリートコースから一転、左遷、降格、減給の憂き目に遭いました。

最後は出る杭が打たれる強烈パワハラであえなく退社、20年強の結末でした。その後、ベンチャー創業、倒産、中小零細へ職を転じ46歳で独立しました。

独立起業して11年目(2021.7月現在)。この間、たのしいこと、つらいこと、いろんなことがありました。会社生活20年分を一気に駆け抜けてきた感じです。

とても濃く充実した10年間でした。今、サラリーマンでいた頃を思い返してみます。あのまま会社に残っていたとしたら?

上司にたてつくこともなく、組織の中でうまく泳ぎまわっていたとしたら?それなりのポジションそれなりの収入を得ていたかもしれません。

毎日満員の通勤電車に揺られ会社に着く頃にはヘトヘト。決められた時間に決められたデスクに座り、決められた枠の中で仕事をする。

ランチは一緒に行った上司のゴルフや野球の話を聴かされて愛想笑い。昼から御前会議のための資料づくり。夜は会社や上司の愚痴を言いながら一杯。半年の一度の人事異動で一喜一憂する・・・そんな毎日を送りつづけていたはずです。

でも独立起業して知りました。そんな毎日がどれだけちっぽけなものだったかと。意味のないことで神経をすり減らしてストレスを抱えていたかを。人生にはまだまだ未知の世界があることを。たくさんの人との出会いがあることを。

自分で人生をつくることの醍醐味を体感して今日があります。

何からはじめたらいいの?
モヤモヤ漠然とした頭を整理
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50代起業の失敗事例|これをやると失敗する50代起業の落とし穴

お金を掛けすぎる

「定年後は好きなことをやりたい。でも自分にはこれといったものはない。例えばコーヒーを自分でたてて、こだわりのカフェをやってみるのはどうだろう・・・」

50代の相談でよくきく話です。

ところでカフェ開業にどれだけのお金が必要になると思いますか。都市部か地方か場所や立地で大きく左右しますが、大まかに3000万円はかかると言われています。

手元資金はないから、事業ローンで借入してカフェを開業しようと考えます。

こうして資金をかけてこだわりの店舗ができました。実際はそこからです。毎月の家賃や光熱費、仕入れ費用が発生します。毎月ローンの返済もあります。

一方、待てど暮らせどお客さまの数は増えていきません。どんどん手元のキャッシュはなくなっていきます。これ以上もうもたない。そしてあえなく閉店。手元には多額の借金だけ残ってしまう・・・

これは架空の話ではなく現実に起こるケースです。何となくカフェがしたいというあいまいな動機で安易にお金をつぎ込むとこんなことになります。

50代からの起業を成功軌道に乗せるには、できるだけお金を掛けずにスタートするのが鉄則です。

店舗をはじめるから、事務所を借りるから、従業員を雇うから、まとまった開業資金が必要というのは単なる思い込みでしかありません。

小さく商売を始めるなら事務所は要りません。自宅で十分です。従業員なんてもってのほかです。開業資金をかけてしまうからリスクは大きくなるのです。

自分の中にあるものから専門性を発見していきます。自分自身を商品にすればイニシャルコストはぐっと抑えることができます。

自分から老け込んでいる

ひと昔前、50代と言えばかなりおっさん。もしかしたら初老というイメージでした。周囲にいる50代もそんな人ばかりでした。現在57歳の僕もそんな年齢に達したのかと改めて感じます。

でも不思議なことがあります。毎年、年齢は重ねているのですが気持ちはどんどん若返っています。自分では50代なんて感覚はこれっぽっちもありません。もちろん体力の衰えはありますが笑

もし会社を辞めずに今もサラリーマンにままだったとしたら。おそらく一気に老け込んでいたと思います。

会社でもそれなりのポジション。部下もそれなりにいる。やっているのは会議や人の管理ばかり、自分が自ら動く場面も減ります。するとどんどんフットワークは重くなります。

57歳と言えば役職定年で閑職に追いやられる年代です。役付けをはずされる。部下がいなくなる。年下の上司が現れる。何でオレが・・・そんなことを感じていたでしょう。

とりあえず給料をもらうために会社に通う。土日に趣味でリフレッシュすることに生きがいを求め始める。仕事ひと筋できた人生、何をやったらいいかもわかりません。だんだんと途方に暮れて元気を失う・・・そんな光景が目に浮かびます。

満員電車に揺られて出社。朝礼やって午前中のデスクワークをやって同じ課の人と何軒かの店をまわしながら昼食。

話題はニュースやスポーツや他愛もない話。そして午後からまた枠にはまった仕事。そこそこの残業。あー疲れたと残った同僚や部下と居酒屋。

会社や上司の愚痴、人事の話。毎日同じことの繰り返し。一緒にいるのはいつも同じメンツ。新鮮なことなんて何もありません。老け込んでいくのは当たり前です。

でも独立起業した今は違います。毎日を自分が組み立てます。同じ日は二日とありません。

上下関係のない仲間と一緒に熱く夢を語る。どうすれば実現するかを考える。自分が良いと思ったアイデアはその場で企画実行に移す。良きにしろ悪しきにしろ結果は自分に跳ね返ってくる。

40代後半で仕込んだあとの50代。毎日をたのしく生きる。今の三宅です。これを50代に置き換えます。50代で仕込んだあとのそれ以降の人生。毎日をたのしく生きるです。

「50代になってから体力気力もなくなるし・・・」そう思っていませんか?とんでもないです。これから新しい人生のスタートだ!まず気持ちを入れ替えてください。

振り返りが不足している

どんなことをやって起業するか?イメージはありますか?

飲食店、クリーニング屋、理美容店、車の修理メンテナンス、コンビニなどのフランチャイズ・・・そんな感じではないでしょうか?

これらももちろん独立手法のひとつです。でも本当に自分がやりたいことなのかと言うとどうなんでしょう?初期費用もそれなりに掛かりますね。

起業がうまくいかないのは、思いつきで始めたという人です。何となく飲食店がしたい。そんな動機の人です。

事業を続けていくためには、ぶれない軸をもつ必要があります。これを「自分軸」といいます。自分軸はこれまで生きてきた人生を総ざらい振り返るところから定めていきます。

自分軸に意識があると、仕事がしたいのかが明確になります。逆に自分軸のない状態で事業をスタートすると壁に当たったときにすぐにへし折れてしまいます。

事業計画の作り方とかノウハウとかそういうことにばかり目が行きがちです。ビジネスがどうこういう前に自分軸を確立することに努めてください。

50代は起業へ向けた絶好の世代

「50代からの独立起業、今さら遅い感じがするんですけど・・・」
「50代から起業して成功なんてできないと思う・・・」
「開業資金がそんなにあるわけでもないし・・・」

相談にいらっしゃる人の多くが切り出す言葉です。50代から新しいことを始めるのは遅いのでしょうか?むしろその逆です。50代からの起業は絶好のタイミングです。理由を解説します。

生活コストが減る

50代になると、多少の差はあるにせよ、子育てにひと段落がつき、数年のうちに夫婦二人だけの生活になります。

住宅ローンはまだ残っていますが、そこそこ目途もたってきます。40代までに背負っていた負債と比べれば断然身軽になってきます。

もちろんまだまだという人もいるでしょう。でもお金の問題はいつまで経ってもついてまわります。

すべてが安全な状態になってから始めるなんて思っていたら人生は終わってしまいます。起業へ一歩踏み出そうと思ったら、今が一番!と現状を肯定しましょう。

積み上げてきた財産がある

50代というとサラリーマンとしての仕事が20年、30年レベルに到達します。20年、30年の経験は相当なものです。

会社の中ではさまざまなポジションに立ってきています。多くの人のつながりを得ています。仕事はもちろん人間関係でもいろいろあったはずです。経験と人のつながりという点では他の世代より圧倒的に多くなります。

「会社一筋の人生だし、そんなたいしたことはしてきてないですよ」「自分がやってきたことなんて平凡そのもの」

そう思っているかもしれません。でもそれは自分が気づいていないだけのこと。自分ではたいしたことないと思っていることが第三者からみたら価値があることだった・・・コミュニティではたくさんの事例が生まれています。

「そんな大したことなんてしてきてないし・・・」そう思っているのは自分だけです。自分の強みは自分だけでは案外気づかないものです。わかっていないのは自分のことを話す機会がないからです。

自分がやってきたことを第三者に話してみてください。まちがいなく思わぬ発見があるはずです。経験という無形の財産があることに気づいてください。

これまでの人生で積み上げてきた経験や知見、人のつながりは何者にも代え難い自分オリジナルのものです。それを誰かが役立つことに変換していきましょう。

動きやすい

50代は会社での時間が若いときより融通が利きやすくなります。子供から手が離れ、住まいの負債も減り、身軽に動ける年代です。

これが40代だったらどうでしょう?住宅ローンのまっただ中、子供の教育費もピークにあります。会社でも主要ポジションで時間がとれない・・・難しいのは明らかです。

60歳になってから始めようと思ったらどうなるでしょう。60歳からの5年、10年、70歳近くになってしまいます。体力気力ともに尽き果ててしまうのは容易に想像がつきますね。

少しずつでいいので、50代から独立起業へ向けた準備を始めていきます。コツコツ積み上げていきます。そして実際に動かしてみます。「助走」というプロセスです。

ビジネスは実際動かしてみないとどうなるかがわかりません。助走活動を3年続けることができたら安定事業の土台が出来上がっていきます。

何からはじめたらいいの?
モヤモヤ漠然とした頭を整理
一歩踏み出せる個別相談

50代からの起業術「一人商い」の具体的進め方・手順

予期せぬ出来事の意味を知る

これまで30年勤めてきました。人間関係も良好でした。でもここにきて団塊世代の上司が退職し代替わりがはじまりました。若手が上司になりました。

次第に人間関係もギスギスしてきました。自分より若い世代の上司に会議で責め立てられます。会社を辞めた仲間は、建物を見ると気分が悪くなりそのまま帰宅したといいます。

最近、自分にも近いものがあります。毎日責め立てられると精神的におかしくなってしまいます。全てに自信がなくなってきます。もうこの会社にいたくないというのがホンネです・・・

ある相談者の生の声です。50代にしわ寄せがきたきびしい現実です。僕も同様の体験をしたことがあります。なので気持ちが痛いほどわかります。とてもつらいことです。一刻も早く会社を辞めたい!その一心だと思います。

思いもかけぬ人事異動、子会社への出向辞令、役職定年が近づいてくる、早期退職の告知・・・今自分に降りかかってくる出来事は一見きびしいものかもしれません。情けなかったり、腹立たしい思いもあるでしょう。

でも視点を変えれば自分自身のこれからの人生をどうしていったらいいか、立ち止まって考えることができる絶好のチャンスと言えます。

予期せぬ出来事もなく、平々凡々と毎日が過ぎていたら「このままではいいんだろうか・・・」という気持ちにはならなかったはずです。

今自分はどんな気持ちなのか?それを踏まえてふまえてどうありたいのか?落ち着いて気持ちの整理をすることが優先です。

50代になって会社で予期せぬ出来事が起こるのは、人生をシフトチェンジしなさいということです。

そのために自分はどんな人生設計をしていくのか、整理をしておくことに越したことはありません。

でも実際は事件が起こらないと事は進みません。人は苦難に遭ったとき初めて自分の生き方を考えるようになります。苦難をチャンスに変えるとはこのことを言います。

まずやってほしいのが書くという行為です。頭の中で考えていると不安ばかりが押し寄せてきます。文字にすることで「自分はこう考えていたんだ」というのがわかります。

そして誰かに話してみることです。決して一人で考えてはいけません。出口が余計に見えなくなります。

信頼の置ける第三者に頭の整理を手伝ってもらいましょう。その上でこれからどういう人生をつくっていきたいのかの方向づけをしていってください。スタートラインは「書いて話す」です。

では、この「書いて話す」をベースにした具体的手順について解説します。起業を成功に導くためには土台づくりが必須です。土台をつくるとても重要なステップです。しっかりと理解してください。

人生を振り返って文章にする

最初に取り組んでほしいのが、今まで自分が生きてきた道のりを文章で起こすというステップです。「人生振り返りノート」と呼んでいます。物心ついた幼い頃から年代ごとに現在に至るまでを詳細に書き出していきます。

一度にやっても思い出すことはできません。書いては離れ、書いては離れを繰り返します。いつも頭の片隅にあると、ふとしたことで思い出します。これが大切です。

文章にして見出しをつける作業のプロセスで自分を客観視することができます。もう一人の自分から見る「メタ認知」という考え方です。

今日のあなたを形づくる「人生の背景」をあらい出していきます。

この作業がしっかりできていないと、次以降のステップがスムーズに構築できません。人生振り返りは時間をかけてじっくり取り組んでください。

以下、それぞれのステップを図解とともに解説していきます。

自分軸をつくる

自分軸とは人生の拠り所になるものです。自分の人生はこうありたい、そのためにあるという概念的なものです。

活動を始めて迷いや方向を失いそうになったとき、常に自分軸に立ち返ります。そうすることでぶれることなく進んでいくことができます。

人生振り返りノートから自分軸を紡ぎ出していきます。重点的にみていくポイントは、「幼少期の原体験」「ワクワク熱量」「マイナス体験」の3つの視点です。

以下、三宅の例を挙げておきますので、こんなイメージというものをつかんでください。
✓幼少期の原体験;厳格な父親に抑えつけられてきた。内向的で内弁慶だった。→自由で枠のない中、自分が中心でいたいという思いがある。
✓ワクワク熱量:ゼロから部門を立ち上げた。正社員が当たり前の中、派遣社員が大半だった。所属や立場ではない志を一つにするチームづくりに熱量が上がる。
✓マイナス体験:公式の場で進言してからどん底サラリーマン時代を経験。組織と個人の関係性を学ぶ。

3つの視点から、「個を尊重した場づくり」という自分軸が生まれてきました。この自分軸を根っことしてできたシゴトはずっと継続しています。逆に自分軸に立脚しないシゴトはことごとく頓挫してきました。

自分軸とはそういうものを言います。

専門分野を見つける

次のステップは自分軸を具体化する手段として専門分野を決めていきます。商売をするとはその道の専門家になるということです。何の専門家を目指すのかを考えていきます。

ここでのポイントは、やってみたい、たのしいで決めていくことです。できることの延長戦上で専門分野を決めてはいけません。あくまで自分の中にある「ワクワク熱量」を最優先で考えてください。

ワクワク熱量の分野であれば、どんどん情報や知識を吸収することができます。アンテナをたてることができます。できることの延長戦では限界があります。

今現在、知識や経験が不足していても問題ありません。これからひたむきな姿勢で向き合っていけば専門家への階段を上っていくことができます。

ワクワク熱量を見つける一つの事例を紹介します。50代がこれまでの仕事経験から誰かに役立つコンテンツを発見してカタチにしようという企画をやったときのことです。

毎回順番に一人ひとりが今までの経験を話します。聴き手にまわったメンバーは発表者のネタ探しをします。

「こんな人にあんなことで役立つことができるのではないか・・・」思い思いにフィードバック。後日それをもとに講座をつくります。出来上がったところで再度みんなの前で披露。いよいよデビュー!こんなながれでした。

ある日のこと。53歳のメンバーが自分の半生を語ってくれました。旅行業界、介護業界とさまざまフィールドを渡り歩いてきた人です。

特に印象に残ったことがあります。それは話しているときの姿がとにかくイキイキしていたこと。どんどんしゃべって、いつまでも話が尽きる様子がありません。

たのしそうに話すからこちらまでたのしい気分になってきます。聴いているだけで話す内容がリアルに情景描写できます。まさに「水を得た魚状態」という感じです。

「長く仕事に携わってきた中には必ず自分にとって忘れられない出来事がある」彼の話す姿をみてつくづく感じました。

自分の中には、このように熱くなる話、思わずスイッチが入ってしまうものがあります。これが一番重要です。その時の経験こそ価値をつくるタネになります。決してないがしろにしてはいけません。

ビジネスプランをつくる

専門分野ができたら、いよいよ商売のカタチをつくっていきます。商売の基本は「だれが」「どうなる」です。顧客と提供価値という言葉で言い換えできます。

要はどんなお客さまがどうなるのかということです。そして価値を提供するために商品サービスをつくっていきます。

商品サービスがひと通りかたまったら、実際にサービス提供していきます。そもそも自分がつくった商品がお客さまに受け入れてもらえるのかを確認するステップです。これをトライアルと呼びます。

トライアルをする

机上で考えた商品サービスをお客さまが買ってくれるほど簡単なものではありません。なのでまずはつくったものを試しに提供していきます。

提供する際にお客さまから生の声をフィードバックしてもらえるよう段取りします。具体的にはフィードバック用のシートを用意して書いていただきます。

お客さまに求められるものが本当の商品サービスです。トライアルを何度も繰り返して本当の商品サービスを構築していきます。トライアルを反復することで自分のシゴトも磨かれていきます。

同じ志の仲間をつくる

以上、シゴトづくりのステップを解説してきました。一つ重要な落とし穴があります。それが先述した「書いて話す」です。これだけで終わってしまうと「書く」だけになります。

書いたことを「話す」ことで磨きをかけていきます。第三者に話を聴いてもらいましょう。その際、話し相手は前向きに考えてくれる人が条件です。

「そんなの無理だよ」「お金にならないんじゃないの」といった批判評論する相手は何の役にも立ちません。自分の話を真剣に自分事として受け止めてくれる相手を見つけることです。

しっかり耳を傾け、受け止めて、適切にフィードバックしてくれる相手を「同じ志の仲間」と言います。

サラリーマンをしながらの活動はモチベーションが続きません。そんなときにも同じ志の仲間がいればお互い励まし合うことができます。同じ志の仲間はシゴトづくりに必須です。

こんな事例があります。定年後の不安をワクワク人生に変えるイベントを開催したことがあります。50代以上のメンバーで構成するチーム主催のものでした。

内容はセミナーと相談ブースの2本立て。小雨の混じるあいにくの天候の中、たくさんの方にご来場いただきました。

セミナー講演は2つ。テーマは「50代からの定年後人生設計」と「自分の実体験をふまえた生涯現役で生きるヒント」。どうやって50代起業を実践してきたのかの生々しい話に聴講者は前のめり状態でした。

「自分の居場所がなくなる不安」「定年後のお金に対する不安」「定年後はやりがいのある仕事、社会貢献できる仕事がしたいが何ができるのか不安」
「今までの知識、経験をどうやって生かしていけばいいのか」「健康維持にどうしたらいいのか」「生活費の足しに何ができるのか」・・・定年後に不安を感じるリアルなコメントです。

・たくさんの新しい刺激をいただき感謝です。興奮しているのか新しい自分に出会えそうです(50代女性)
・今日をきっかけに今後の人生を考えてみたい(60代サラリーマン男性)
・素晴らしい企画です。今後の継続してください(50代サラリーマン男性)
・今日参加して定年後が少し見えました。年2回程度定例開催してください(50代サラリーマン男性)
・自分の今後の方向への気づきと頼える仲間ができました(50代サラリーマン男性)
・みなさんが起業へ向けて動いていらっしゃる姿がよくわかりました。まだすぐに起業するわけではありませんが、今後コミュニティにも参加したいと思います。(50代サラリーマン男性)
・実際に起業した方、これから起業する方の生の声がきけてよかった。前向きな気持ち、ワクワク感が共有できた(50代サラリーマン男性)
・自分と似たように不安をもつ人がたくさんいることを知りました(50代サラリーマン男性)

上記はイベント参加者の声です。50代からのシゴトづくりはまず小さな第一歩がスタートになります。第一歩は自分の周囲の環境づくりです。環境が人を動かします。自分自身に向き合うことに合わせ、仲間づくりをしていきましょう。

50代起業は助走から|身の丈のシゴトづくり

これまでそれなりに会社で過ごしてきた。ここにきて上司とソリが合わなくなった。顔を合わせているとだんだんメンタル的にいっぱいいっぱいになってきた。

退職を具体的に考えるようになった。早期退職制度に乗っかると再就職支援を受けて転職という道もある。一方で60歳以降は個人で仕事をやってみたいという気持ちもある。

でも自分にそんなことができるのかと考え始めると現実味がなくなる。個人でやるを選んだら会社を辞めるということになるのだろうか?

こんな相談を受けることもあります。もし会社に留まる我慢ができるレベルなら、会社を辞めずにまず別の環境に身を置くことから始めます。

収入が途絶えると何より最優先事項になるからです。環境を変えるとは周囲で接点をもつ人を変えていくという意味です。

そして会社を辞めず起業へ向けた準備活動を始めていきます。自分の可能性を探り始めると視野が広がっていきます。好きなことを探し始めるとワクワクした気持ちが蘇ってきます。

会社でしかなかった今までの景色がちょっとずつ変わっていくことを実感できます。自分ありきで考え始めると会社との付き合い方も変わります。

50代起業は助走から始まります。だからいきなり会社を辞めたりしません。会社勤めをしながら少しずつ活動していきます。助走期間中は給料があるのでお金のリスクはありません。試行錯誤を重ねながら商売を本物に育てていきます。

身の丈のシゴトづくりは、今までの起業という文字が持つイメージとは全くちがう新しい概念です。一番はワクワク熱量。そしてこれまでの人生で培ってきたもの。成功や失敗の中から得てきたもの。

この2つを掛け合わせて、自分だけのスモールビジネスを創り出していく新しい働き方です。人生で経験してきたことを価値に変える。それが自分にしかできないオリジナルを生み出すのです。

これからは個人発信のスモールビジネスが脚光を浴びる時代になります。たった一人が世の中の誰かの役に立つために小さなフィールドで活動する、「小商い」と呼ばれるものです。小商いで人生設計するという新たな視点を持ち合わせていきましょう。

何からはじめたらいいの?
モヤモヤ漠然とした頭を整理
一歩踏み出せる個別相談

まとめ|50代だからこそできる新しい生き方の選択肢

もしかしたら、今の働き方、生き方にモヤモヤしてこのページを読んでいただいたのかもしれません。

今の状態が1ヶ月、3ヶ月、半年、1年・・・続くとしたらどうですか?ずっとモヤモヤしながら仕事をしていくことになったらどんな気持ちになりますか?ご家族がそんなあなたの姿を見たらどう感じると思いますか?

逆に、自分が心からたのしいと思える仕事を創り出す準備をはじめ、自分らしくいきいきしている姿を想像したらどう感じますか?ご家族にとってどちらがしあわせですか?

サラリーマンだけが人生ではありません。まずは50代から自分でつくる働き方の選択肢があることを知ってください。

働き方は生き方の選択肢と言えるかもしれません。そんな選択肢を知らずに人生を終えてしまうことだけは避けてほしいと思います。

選択肢があることに気づくだけでもあなたの人生はワクワクした未来へ向かって大きく舵取りをはじめることでしょう。

やり始めるために必要なのは新しい人生を切り拓こうという気持ち。そしてすぐ行動に起こせす助走活動。

これまでのサラリーマン雇われ人生にピリオドを打つ。これからは自分がすべてをコントロールする人生へ舵取りする。毎日をつくり出していく。原動力は気持ちのもちようです。

最後まで笑っていられる人生、悔いのない人生、他人に委ねることなく自分が主人公になる人生を歩みはじめてください。「50代からの身の丈起業」はその手段になります。

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