起業したらオフィスをつくるもの・・・そんな先入観をもっていませんか?固定概念は捨てましょう。自宅に居たって起業はできます。オフィスありきで起業を考えるなんてナンセンスです。
昔、大手企業にいたときのことを思い出します。なぜ毎日毎日オフィスに人が集まっていたんだろう?今になってそんな素朴な疑問が湧いてきます。オフィスでは一日パソコンに向かって会話もなくメールでやりとりしている時間が大半です。一緒にいる必要なんてないですよね。お昼になったらランチするためにいるようなものです。
会議といってもただ作った資料をみんなで読み合わせてしているだけ。会議のために資料づくりが毎日の仕事みたいなものでした。当日はわざわざ人数分コピーして。これならメールで送るから読んでおいてください、問題点があったらフィードバックしてください・・・で済んじゃいます。同席する人の人件費や時間を考えたら膨大なコスト。えらい人も入っていますからなおさらです。細かいけどコピー機や紙代も掛かりますね。
コスト面でいうとまだまだあります。まず賃料、これが膨大です。オフィス用の光熱費も掛かります。すべて固定費です。固定費は収益を生み出しません。大きな会社ではしょうがないのかもしれませんが個人で起業するならできるだけ収益を生み出さない固定費は抑えるべきです。見た目なんてどうでもいい話です。
さらにコストに加えて、独立して特に感じるのは通勤にかける労力。せっかく寝て100%に貯めたエネルギー。満員電車につぶされながらやっとこそオフィスに着いたときには20%以上は失っています。どれだけパワーが掛かっているかはたまに通勤電車に乗ったときに実感します。加えて毎日オフィスに行くためには交通費・・・これにいったい何の意味があるんでしょう?サラリーマンで毎日乗っていたときは気がつきませんでした。そんなもんなんですね。習慣ってこわいです。習慣にするならもっと前向きなものをしましょう。
情報共有なら自宅に居てもインターネットさえあればほとんどのことができます。相手と直接顔合わせてやりたいコミュニケーションはもちろんリアルです。自宅なら無駄な通勤もないし、朝から午前中という一番脳が効率的に動く時間帯を有効に使うことができます。通勤の代わりにウォーキングしてさらに脳を活性化したり、近所の公園に行ってリフレッシュすると新しい発想も湧き出してきます。
僕には今オフィスがあります。目的はスクールを開講する場所とメンバーのみなさんが集える場をつくることです。もしこれが他の方法で実現できるのなら自宅をオフィスに戻すつもりです。オフィスありきで起業を考えるなんて時代錯誤。自宅だって起業はできる、むしろそんな起業スタイルを拡げていきたいです。これぞフリーエージェントのワークスタイルです。
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