一人商い|身の丈起業

身の丈起業|ホームページ更新を日々行う3つの理由

僕は基本的にホームページを日々更新し続けている。専門家コラムを中心としているが、ある時は商品サービスの内容だったり文言だったりデザインだったり多岐にわたる。とにかく一日も離れることはしない。

「よくそんなに毎日更新できますよね」こんなことをよく言われる。なぜそんなことをするのか?検索エンジン対策のため?もちろんそれはある。でも実はウラの理由がある。今回はその3つの理由を共有したいと思う。

【理由1】ホームページは営業マンだから

ホームページは全世界に公開されている。いつ誰に見てもらっているかわからない。そう思うと気になってしょうがない。

例えばスーパーへ買物に出かけていたとする。カゴを持って回っていたらふと「あそこはこうした方がいいかも?」と修正したい箇所が思い浮かぶ。「今のまま見てもらったら良くない。今すぐ変えないと・・・」そう思い始めるともうだめ。その場でさわれないときはメモってすぐに自宅で修正したりする。

新しいアイデアも同じだ。アイデアは外にいるとき、何気なく外の景色を見ているとき、頭がリラックスしているときに突然降ってくる。「あ、この方法生かせるかも!」そう思ったらすぐに採用。採用するということはホームページに反映させるということだ。こんなときもすぐさまメモってホームページを更新している。

ホームページは24時間眠ることもなく情報を発信しし続けてくれる営業マンだ。営業マンはお客さまに対して常に役立つ情報を持ち続けないといけない。売り込みではなく役立つ情報だ。

間違った表現をすると下手したら信用を失うことになる。営業マンの情報感度を上げるのは雇っている人間の責任。営業マンが何百人いると思ったらいてもたってもいられなくなる。

【理由2】自分を常にスリープモードにしておきたいから

土日は完全オフだがたメールも見ないし電話にも出ない。一切仕事のことは考えない。そんなやり方をしている人もいるだろう。

僕にはそれができない。完全オフをつくると復帰するのに時間が掛かるから。エンジンを掛け直すのにも余分なパワーが必要になるから。想像しただけでも大変だ。という以前に仕事のことが常に頭の中にあるから。であれば無理矢理忘れる必要なんてないと思っている。

パソコンにはスリープモードと呼ばれるものがある。いったん休止状態にするけどマウスを動かすとすぐに起動できるというモードだ。イメージとしてはいつもこのスリープモードだ。

スリープモードを保つためにホームページを日々更新する。最初から決意してやってきたのではなく、知らず知らずの間にそうなってきたというのが正しい言い方かもしれない。

【理由3】働き方の習慣づくりをしたいから

多少の変動はあるが毎朝5時すぎに起きる。顔を洗ってトイレに行って豆乳プロテインを飲みながらパソコンに向かう。ここ数年間同じことの繰り返しだ。継続することの難しさ、大切さは独立起業して以来痛切に感じている。

サラリーマン時代は続かなくても給料が入ってくるから問題はなかった。でも独立以降はやらないと結果がそのまま自分に跳ね返ってくるからやらざるを得ない。

続けるためにどうしたらいいか?それは習慣にすることだ。習慣にすること以外に続けていける方法はない。ネガティブな言い方に聞こえるかもしれない。でも人は強制力がないとやらないものだ。自分の中に強制力をつくっていかないといけない。強制力には他人の目が必要になる。ホームページは他人の目だ。格好の強制力になる。

日々インターネット情報発信することを基盤にして個人として自律する。人と人とがつながってチームのように仕事をする。そんな働き方を仲間とやりたい。世に広めたい。そのためにはまず自分が働き方を確立する必要がある。

以上3つがホームページを更新し続けるウラの理由だ。「コラムを毎日書き続けるなんて・・・」「ネタが出てこないから難しい・・・」「毎日じゃなくてもいいんじゃないの?」こんな声をよく聞く。そう思うのならそれでいい。それはその人の価値観だから。

僕はホームページを毎日更新することが働き方のスタイルをつくっているものと受け止めている。このスタイルを辞めたら目指す働き方そのものが崩れてしまいそうで怖い。これからもこの姿勢を守っていくつもりだ。

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