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多様化する働き方「複業」の事例11|48歳体験談インタビュー|お母さんの傍ら、心からたのしいシゴトづくり

会社員と並行して、自分がやりたいこと、好きなことをシゴトにしていく複業。その実践者の体験談をインタビューしました。今回は48歳で家事・子育て・会社員をしながら、4年間複業活動を実践するレイチェル森さんの登場です。ぜひ聴いてくださいね。

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三宅:自己紹介をお願いします。

レイチェル森さん(以下敬称略):名前はレイチェル森です。現業は一般企業の情報システム部に所属をしております。

子育てがひと段落、生涯現役でやれるシゴトをつくりたい

三宅:複業としてはどんなことをしていますか?

レイチェル:大切な人に感謝の気持ちを伝える「ギフトマンガ」というものをやっています。プレゼントをしたい人と自分との間のいろいろなエピソードをマンガにして、感謝の気持ちという形に変換して届けるサービスです。

三宅:複業を始めようと思ったキッカケはどんなことですか?

レイチェル:やろうとしたのは結構長くて、20年前ぐらいに元々パソコンのインストラクターになりたくて、その時にパソコンの仕事で独立できたらいいなと思っていたのですが、結婚して子育てもあったので、一旦自分の中では終わったことになっていました。

子育てに手が離れてからやっぱりもう一度やりたいと。今の仕事だけではなくて本当に一生涯かけていつまでも現役でやれるようなというシゴトを自分の中でつくりたいなと思ったのが、複業を始めたキッカケです。

三宅:複業を始めて期間的にどのくらいになりますか?

レイチェル:FAAに入って本格的に始めましたので、だいたい4年ぐらいです。

他もやってみたけど、やりたいことではないことがわかった

三宅:4年間で最初から「ギフトマンガ」というところまでいったのですか?

レイチェル:ぜんぜんいきませんでした。最初はパソコンの仕事で誰かの役に立ちたいと思っていたので、一度トライしたことがあります。自分でパソコン担いでいろいろな人のところに行って、困っている人を助けるということをやってみたのですが、意外と大変でこれを今の仕事をやりながらずっとやり続けられるのかとだんだん苦しくなってきて、やりたいことはこれでなないんだとわかりました。

それでもう一度考え直して、やっぱり本当に心からたのしいことをシゴトにしようと思い、自分の中で何が好きなのかなと思って考えたら、マンガを読むことだったのです。それをシゴトのネタにしようと思い、それからいろいろアイデア出しをして「ギフトマンガ」というシゴトを考えました。

主婦業をしながら朝時間を活用

三宅:複業活動というのは仕事を二つやることなので時間を捻出するのにみなさん苦労されていますが、レイチェルさんはどんな工夫をされていますか?

レイチェル:正社員なので朝の9時から18時までは会社の仕事をやっています。それ以外となると朝と帰宅してからと休みの日になります。主婦なので夜は帰宅してから家事があり、夜は基本的にはやらずに、だいたい朝会社へ行くまでの時間は複業を考える自分の時間にしてやっています。

三宅:朝は何時ぐらいからですか?

レイチェル:目覚ましは4時なのですが、5時ぐらいから8時までの3時間ぐらいで、その間にお弁当をつくったり身支度とかあるので正味1時間ぐらいです。

三宅:週末はまとまった時間があるから何かするとか?

レイチェル:割と土日は出かけることが多かったり、イベントに参加することが多いので、休みの日に丸々一日作業する日はめずらしいです。

三宅:フルフルの毎日ですね。

レイチェル:でもメリハリがあるのですごく楽しいです。

仲間ががんばる姿を見てがんばろうと思い、仲間が応援してくれるのが原動力

三宅:メリハリ的なお話がありましたが、現業をやりながらだと結構やる気がでこぼこすると思いますが、どうやってモチベーションを保っていますか?

レイチェル:モチベーションは仲間づくりです。仲間がいるだけで切磋琢磨できます。仲間ががんばっているのを見ると自分もがんばらないといけないなと思う。また反対に自分自身ががんばったことに対してみんなが心から応援してくれる。がんばったねと言ってくれて、それがうれしくてモチベーションになるなと思います。

FAAだけではなく、いろいろなコミュニティがあります。FAA内でも自主勉強会などありますので、課題を出してもらったり課題をクリアすることで背中を押してもらうというかやらなければならないなというふうに自分を追い込んでやっていくということもすごくモチベーションとしては保っているもとのひとつと思います。

たのしいからぜんぜん苦にならない、爽快感、達成感

三宅:ストイックですね。

レイチェル:やっぱりたのしいので全然苦にならないです。もちろん、なんで私こんなことやってるんだろうとかいっぱい思うのですが、やり終わった後はすごく爽快感がありますし、達成感もありますし、やったらやった分だけみんなが応援してくれてよろこんでくれるというのが本当にうれしいので、大変なときもありますが、そういう意味ではたのしいです。

現業と複業の両方あるからがんばれる

三宅:隣りあわせの質問になりますが、ご飯食べるための会社員の仕事と複業のバランスのとり方をしていますか?

レイチェル:仕事が忙しくなるとどうしても自分の中に余裕がなくなるので、そういう意味では複業にかける時間というのが短くなるかもしれないのですが、現業自体もすごくたのしいんです。両方あるからこそがんばれる的なことがあるような気がします。どちらかというと飽き性なのでひとつのことばかりやると嫌になるので(笑)、ちょうどいいバランスで気持ちの切り替えができます。

幸い今の仕事がシステム的な仕事で、割と考えないといけないことがあり、自分のペースで仕事中に考えているフリをしながら複業のことを考えたりとか、自分の中でうまく気持ちを切り替えてやっています。二つあるからこそメリハリがついていいところがあると思います。

仕組みづくりが好き、それでシゴトをつくる

三宅:マンガとシステムといったら、全く違う畑のようでそこがよかったりしますか?

レイチェル:マンガを読むのが好きでマンガに携わる仕事がしたいのですが、でもマンガを描くとかということではなく、どちらかというと企画とか仕組みづくりが好きだと思うのです。

なので、「ギフトマンガ」という仕組みをつくるのが好きなんですよきっと。この先もおそらく「ギフトマンガ」というものがある程度ひとつ仕組みとして出来上がったら、また次のマンガの企画を考えたりしたいなと思っています。

私はプログラマーではないので、どういうふうにシステムを動かしていくか導入していくのか、今の仕事と絡み合わせてどういうふうにやっていったらみんなが効率よく仕事ができるかということをしています。

直観的に動いてるように見えるかもしれないですが、私の中では結構ロジカル考えているつもりなんです(笑)こういうふうにしたら相手がよろんでくれるかなとか、どうやったら相手が使いやすくなるかなとか、それも仕組みなので、共通点かなと思います。

三宅:それ初耳ですね。

レイチェル:あまり言ったことがないかもしれません。

やりたいことが腑に落ちるまで時間が掛かった

三宅:楽しいしメリハリがついて良いとこずくめっぽい複業ですが、そうは言ってもやりながら苦労したこととかあると思いますが?

レイチェル:あります。楽しいことばかりではあるのですが、自分の中でできることとできないことがはっきりしていて、それが反対に壁になってもう自分はこの仕事はできないのではないかと思ったことがあります。具体的に言うとマンガの仕事をしたいけれど、マンガが描けないのにどうやって仕事やっていくんだろうと「ギフトマンガ」というものにたどり着くまでに1年間ぐらい悩みました。

マンガの仕事をしたいけど、マンガが描けないからできないって自分の中で思い込んでいました。じゃあマンガ描ける人と組めばいいやと発想の転換するだけで乗り越えられたのですが、それに気が付くまでに1年間かかったんですね。イチから自分の中でどういうことをやりたいかということと、こうやったらいいんだと腑に落ちるまで結構大変と思いました。

会社から与えられた環境と自分でシゴトをする環境の違いに気づく

三宅:確かにすごい熟考するところがありますよね。

レイチェル:そうですね。自分の中で納得できないと動けないところがあります。

この前、作品を作っていたときに自分の中でハッとしたのですが、会社って当たり前なのですが、仕事がしやすい環境が整っているんです。机があって、パソコンがあって、コピー機があって、それに慣れてしまっているので、いざ自分がイチからやろうといった時に、コピーどこでするのとか、もっと静かにできる環境はどことか、会社員には仕事できる環境が与えられている当たり前が今回作品を作るにあたって、すごくネックになりすごく新たな気づきでした。

オンラインなら離れていても同じことが共有できる

三宅:会社から与えられている環境が当たり前という話に関連しますが、新型コロナの前と後で何か変わったことはありますか?

レイチェル:緊急事態宣言の間はテレワークだったので、いろいろと家で複業の仕事ができたのでありがたいなと思いながらやったりしていましたが、今は全く普通に仕事に行っていますのでそこはあまり恩恵がないなと思っています。仕事以外ではオンラインが普及したので、イベントがオンラインで参加しやすくなったのでそれはすごいありがたいなと思います。

三宅:結構オンラインで参加しました?

レイチェル:しました。今もしています。

三宅:その結果、何か得られたものはありますか?

レイチェル:オンラインってすごく便利と思いました。遠くに離れていても同じことが共有できるというのはすごく便利だし、それが一番なのですが、今まで受講したいなと思いながらも距離的な理由で受けれなかったものが受けられるようになったのも大きいです。

人生観が変わり、すべて前向きにとらえられるようになった

三宅:なるほど。まさに進行中だと思いますが、複業をやってきて得たこと、会社員やっていただけだと経験できなかったことなど教えてください。

レイチェル:人生観が変わった感じです。いろいろなことに興味が持てるようになりましたし、すべて前向きにとらえられるようになったことです。

FAAや起業家の人がみんな言います。みんな前向きなのですが、なぜかというと、失敗したこともすべて自分の糧になるよというような考え方があるからです。「失敗しても良かったやん」「次のネタになるやん」という感じですごく前向きになります。

自分の中でいろんなことにチャレンジする土台というか、失敗してもマイナスじゃないんだということがわかったことがすごく人生においてプラスになったと感じます。

勇気を出して一歩踏み出すと景色が変わる。二歩、三歩目はハードルが下がる

三宅:人生観が変わった、なるほど。このラジオ放送を聴いていただいている方は、働き方にモヤモヤを感じてこれからどうしたらいいかなみたいな人が多かったりします。そんな複業的なことを始めていきたいなと思っている人たちに、何かレイチェルさんなりのメッセージがあればお願いします。

レイチェル:自分でできるかな、できないかな、やってみたいけどできないなといような葛藤されている方が多いのではないかなと思います。でも一歩踏み出すとぜんぜん景色が変わるので、後悔しないためにも勇気を出して一歩踏み出してほしいと思います。

一歩踏み出すと二歩三歩というのは一歩目よりも確実にハードルが下がっていくし、周りの環境もどんどん変わっていきます。そうすることによって好循環が生まれますし、もっとやる気も出てきます。最初は怖いと思いますが、勇気を出して最初の一歩を踏み出してほしいです。

頭の中だけではだめ、行動すること

一歩を踏み出すと言っても行動にしないとダメだと思います。頭の中で考えているだけだと空想だけで結局自分の中から一歩も出ていないのです。怖いし、笑われるかもしれないと周りの目を気にするかもしれないけど、頭で考えているだけだと始まらないので、怖がらずに一歩踏み出してほしいです。

その人だけの新しい物語を紡ぐシゴト

三宅:最後にこれからこんなことを手がけていくよとかPRがあればお願いします。

レイチェル:「ギフトマンガ」は今までおそらく誰もやったことないマンガの新しいサービスです。マンガって基本的には誰かの人生を本上で読んで共感するというものだと思います。「ギフトマンガ」はその人だけの新しい物語を創り出して誰かに渡せるという本当に素敵なサービスと思っていますので、ぜひ応援していただけたらうれしいです。よろしくお願いします。

三宅:ありがとうございました。とてもいいお話がたくさん入っていて有益な時間になりました。今日は忙しいところありがとうございました。

レイチェル:ありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします。

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