失敗

失敗経験を働き方づくりに生かす体験談

自律した働き方をつくっていくには「正しい手順で準備していくことを推し進めています。なぜこの方法を強く推すのか?それには自分自身の大きな失敗体験が根っこになっているからです。どんな失敗経験なのかを紹介します。何かの参考にしてください。

9年前、独立起業を決断した理由。それはもうこれ以上会社には居られないという状況に追い込まれたから。さらに言えば、もうこれ以上会社には居たくないという気持ちにあったからです。

一刻も早くこの場から逃げ去りたい!そんな思いで一杯でした。後先なんて考えている余裕はありませんでした。もちろん一時的なものではありません。それまで幾度となくあったサラリーマン生活の危機。その最後の波でした。ろくに準備らしい準備もせず、何で起業するかも全く考えずに会社を飛び出しました。見切り発車どころの騒ぎではなかったです。

まず人と会うことが必要と思いました。それまでのわずかの人脈をたどり闇雲に毎日人に会いに行きました。独立の報告でした。みんなその場はとりあえずの応対をしてくれました。でも何もつながりませんでした。思い返せば当たり前のことです。自分の話だけしに来たヤツを相手にするほど余裕のある人なんているはずがありません。そんなことにさえ気づけない自分がいました。

わずかのコネで仕事を得ようとしたらあえなく取引中止。あそこでこんな話を聞いたから飛びつこう、別のところで新しい話があったらやってみよう。そんなことを繰り返しました。あれがしたいこれがしたいと右往左往。毎月名刺の肩書きはコロコロ変わる。まさにブレまくりの状態にはまりました。

「みんながブログを書いている。じゃあ自分もやってみよう」とはいえ何をどうやってはじめていけばいいかもさっぱりわかりません。何冊かの本やネットでノウハウを調べてみました。見よう見まねでアメブロを書いてみました。でもそんな付け焼刃のやり方でお客さまが集まってくるはずはありません。たいした反応もなく数ヶ月でやめてしまいました。

そんな中、貯金はどんどん減っていきます。お金は貯めるのには時間が掛かります。でも減るときは一瞬です。どんどん溶けるようになくなっていきます。この感覚は当事者になるとよくわかります。ほんとに怖い状況です。思い返しただけでもぞっとします。

初年度はこんな試行錯誤の連続でした。自分はいったい何がしたいのだろう?そんな原点に立ち返るときがやってきました。自分はなぜ起業という選択肢を選んだのか?だれをどうしてあげたいのか?自分の人生を振り返ってみました。自分軸のないビジネスは継続しません。独立して1年以上経ったときに実感したことでした。

サラリーマン時代に「正しい手順」で自律を進めることを強く推すのはこんな背景があるからです。これから自律を志す人には自分と同じような思いを絶対してほしくありません。手順通りやれば苦労する期間はぐっと短縮できます。自己流で進めると大変な目に遭います。働き方づくりに正解はありません。でも準備の進め方まで闇雲だと意味がないのも事実。失敗経験が今の働き方に生かされています。

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