一人商い|身の丈起業

生の声から紐解く身の丈起業へのエッセンス

自律へ向け何をしていけばいいのか?本やネットに書かれたものより実感値、説得力があるのはその道を歩んだ人の体験談です。今まさに活動真っただ中にいる起業家がこれまでを振り返って思うこととは何か?コミュニティOB、OGの現役起業家の生の声と言葉の中にあるエッセンスをまとめました。

スタートを切ってからここまではタネを蒔くことに集中した。何をやったのかというと「とにかく動く」ということだ。いろんなところにいって人と会うことだ。すると起業前には想定していなかったことが起こった。こんなことにニーズがあるんだとか別の興味も湧いてくる。好奇心だけでやっていたらどこに行くのかわからなくなるが、根っこをしっかり持っているので大丈夫だった

ここでいう「根っこ」というところが重要になります。いわゆる自分軸と呼んでいるものです。そもそもなぜ起業しようと思ったのか?起業の先にどうありたいのか?スタート地点でしっかりつくっておくべき軸足のことです。これがないと途中で糸が切れた凧になってしまいます。

焦ってはいない。というか正確に言うと焦ることを抑えている。いったんは自分を信じることにしている。頼るものは自分しかないから。でないとすぐに再就職しようとかそんな気持ちになってしまうから

起業して初年度はなかなかお金になりません。収入がないということは貯金が減っていくということ。お金は溶けるようになくなっていきます。そうすると焦りが出ます。一刻も早くお金になることがしたくなります。焦り始めると目の前のことだけで動くようになります。結果は出ません。悪循環にはまってしまいます。焦りを抑え自分を信じる。体験者ならではの深い話です。

「思ったらやれや」の精神でいる。とにかく行動しないと何も変わらない。失敗経験のある人の話をちゃんと聴いてやってみる。自己流でやるより経験者の話を受け入れた方が早いと思っている

起業は未知の世界。でも一方で先輩がいます。先輩は自分の通る道をすでに経験した人です。これは思える先輩の話を謙虚に聴き行動に移せるか否かで成功へのスピードが変わります。

起業離陸して7ヵ月半。怒涛の毎日です。起業して良かったことは自分のビジネスがお客さまの役に立つということがわかったこと。お客さまからありがとうと言ってもらえるようになりました。ほんとに小さい事柄の積み重ねですが、このことでやっていこうという気持ちがかたまりました。一方きびしいことは、なかなか売上が上がらないことです。まさにもがき続けてきました。

お客さまからありがとうと言っていただくこと。その対価がお金です。これはずっと変わらない真理。どうしたらお客さまによろこんでもらえるかを考え続けていきます。

起業してすぐの頃はまったくの手探り状態でした。でもそんな中動いていくことで少しずつ方向性が見えてきました。そして徐々にやることの確信度が上がりました。これで生きていくんだという気持ちになりました。

とにかく動くこと。動きを止めると全てが止まります。やっていく中でこれだったんだ!とわかるときが来ます。

この間一番感じたことは「好きなことでないと続かない」ということ。きついとき、やめたいとき、これでもうだめだというときがたくさんありました。でも自分が好きなことだからやり続けることができました。

好きなことなら続けられます。ビジネスは続けていけるか否かが生命線。大好きなことを見つけていきましょう。

準備段階では本当に好きなことがシゴトとして成立するのか不安でした。でも実際動いてみて発信してみてお客さまがありがとうと言ってもらえることでイケると思いました。交流会で自己紹介をするときも「おもしろいですね」と言ってもらえます。その場の空気をさらっていける感があるときはやりがいを感じます。これから市場を拡げることで食べていけると確信しています。やはりとんがることは大切です。

好きなこと×とんがること。自分らしいシゴトづくりの鉄則です。忘れないでください。

お客さまがなかなか集まらず、なかなか結果が出ないとき、気持ちが沈むときはいっぱいあります。でも苦しいときはそこでやめずにがむしゃらに動くことに徹しています。誰よりも努力し動けば結果はついてくると信じています

最初はお客さまなんてそうそう集まりません。そう思ってはじめてください。でも懲りずにやり続ける。その中から道は拓けていきます。

これから2年目へ向けて数値目標もあります。ただそれより大事なのは、どこまでたのしくやれるかだと思っています。きつくて苦しくてやめたいけど、たのしいからやめられない。その気持ちを持ち続けたいと思います。絶対あきらめずにひたすらやり続けることだと思います。

何のためにこの道を選んだのか?それは毎日をたのしく生きていくため。シンプルな原点に立ち返れるようにしましょう。

口下手で内向的な性格で子供の頃から当事者として困ってきた。そんな中一緒に寄り添ってくれるサポーターがいてくれたらいいのにと感じていた。友人と話していて同じような思いにいることを知り、自分一人ではないことがわかった。であれば仲間づくりをすればいいのではと考えるようになった。

当事者感覚を持てること。自分自身がお客さまの悩みの実体験をしていること。ビジネスをつくる上で大きなアドバンテージになります。苦労は宝です。

これまでいろいろな経験をしてきた。失敗や挫折は全て糧になっていると思う。今だから思えることかもしれない。人の成長に関わることが自分の成長につながる実感を持った。

自分自身の原体験が始まり。当事者として困ってきたから相手の悩みが理解できる。そんな中、こんな人がいてくれたらいいのに、仲間をつくろうと感じた。「あったらいいな」をサービスに変える。自分軸とビジネスプランの組み立てる要素がこの話に散りばめられています。

起業って一見派手なイメージがあった。でも実際は地道にコツコツやることが多い。継続してやっていけるよう励まし合える仲間をつくること、たのしんで仕事ができるお客さまとどうやって会っていくかを考えていくのが醍醐味かも。

起業は華やかな世界だと思っていた。実際は地味でコツコツしたことの連続。正しい基本をおさえてその通り着実にやり切っていくことが大切。メールの返信が一番速い、集まりがあると誰よりも先に現地に到着している、できる起業家にはこんな人が多い

起業すると聞くと大胆なことを思い切ってやると思うのが普通です。でも実はそんなことはありません。表向き派手に見える起業家もウラではコツコツ地道なことをやっています。常日頃の小さな積み上げがあるから活躍できるのです。

頭でわかっていてもそれを実行に移し習慣に変えていくのは大変なこと。やっては止まりやっては止まりの繰り返し。うまくいかないこともあるけど動いていれば少しでも前に進める。今は土台をつくることに専念したい。

目先の売上に追われがちな中にあっても土台づくりを忘れない。土台づくりは文字通りシゴトの基盤になります。

まず学びながら手順に基づきビジネスモデルをつくり込んだ。その後はとにかくそれが世の中に通用するのかを試行錯誤した。具体的にはいろんな場に言って自分のビジネスを話す、実際に無料でサービス提供してみるといったトライアル活動を行った。その繰り返しの中で実際にお客さまになってくれる人が出てきた。これがスタートを決めたものさし。

自分でできるだけのことを手順通りに練り込む。これ以上練り込むことができないところまでやったら、あとはとにかく試す。何回も。「考え尽くして動く」鉄則です。

収入がどうとかお金のことより先に期限を決めていた。期限を決めたのでそれまでに何ができるのか、いかにつくり込んでいくかに集中した。やってみて見つかってくるものが多かった。この間に成長できたと思う。少しずつ成果が出てきたのは1年目が過ぎたあたり。3年目になってこれという方向性が決まった

とりあえずやってみようというのが一番だった。一定期間ビジネスづくりには集中したけど、実際はやってみないとわからないというのが正直なところだった。最初の頃はセミナーに連続4回集客ゼロなどでぽしゃるなど散々だった。手応えを感じたのは1年経ったあたりから

事業が継続している起業家の共通点は「自分なりの期限を決めていた」「一度机上でしっかりつくり込んだら試して修正する」「とにかくやってみる」です。「収入が見込めるようになってから」「稼ぎが安定するようになってから」ではありません。

「今の収入を超えることができたら起業に踏み切りたい」サラリーマンをやっている人にありがちな考え。この考えでいたら起業はできません。いつまでも先延ばしになるだけ。本当に起業したいという気持ちに立ったらそんなことは思わなくなります。これを覚悟というのかもしれません。もちろん覚悟が必要、でもそれ以上に自分でやっていきたいという気持ちの強さと言い換えることができます。

要はサラリーマン脳の思考パターンをリセットしないと何も始まらないということ。どうやって起業家脳に変えていけるか。変えていこうという意識が持てるか。成否を分けるのはこれ一点だったりします。うだうだ言っていてもしょうがありません。やるかやらないか。シンプルな思考パターンを身につけていきましょう。

起業する時期を明確に決めること。時期を決めたらスタートするまでにやることできることをあらい出す。そしてどんどん試すこと。サラリーマンでお金が入ってくるうちにとにかくやってみること。修正していくこと

いつ起業離陸するかを決め、その時点でどうありたいかをイメージする。起業離陸までの期間の活動を明確にし実際に行動する。起業は試行錯誤の連続です。試行錯誤は複業時代にどんどんやっていきましょう。

起業経験者に話を聴くこと。そこから仕事につながることもある。利益にならなくてもとりあえずやってみること。広がりが出る。情報発信すること。発信するから見つけてもらえてオファーが来る。同じ志の仲間をつくり繰り返し会うこと。紹介が生まれ仕事になる

人とのつながりで仕事をつくり出していく。今接点をもっている人が何かでつながらないかいつも考える。人との信頼関係は一度や二度の接点ではできません。何度も会うことでお互いを知ることができます。お互いを知るから何かあったときに声を掛けてもらえます。小さな積み重ねがやがて大きな成果に育っていきます。

自分を応援してくれる人には自分をさらけ出して現状を話していけば戻ってくるものもある。いつ、どんなことが仕事につながるかはわからないもの。人とのご縁は大事にしたい。

その場その場を大切にする。必要なときは自分をさらけ出すことの重要性が語られています。

売上が上がらない、上がらないと悩んでいるときは、まず周囲にいる人に自分を知ってもらうこと。知っているようで知らない人は意外に多い。周囲を飛び越してその先のお客さまを集めようとやれマーケティングだなんて言っているからうまくいかないんだと思う。まずは身近な人から。

自分のことを知ってもらうことに全力をかけます。

自分が何を仕事にしていくべきか、起業へ向け自分をじっくり振り返った。第三者も入れて何度もやった結果、これだ!というものが見つかった。それがないとブレてしまう。

先行投資で50万かけてやったこともあった。そのときは、お金や時間をムダに使ったような気持ちになった。でも後で考えたときにすべて生かせされていることがわかった。起業へ向け自己投資は必要。

本気で起業したいのなら行動してつかみに行ってください。起業してから得た情報量は圧倒的に多い。アンテナが立っているからだと思う。やってみてわかったことがたくさんある。考える前に動いてほしい。大きな投資をしないかぎり、そうそう失敗と呼べることなんてない。どんどん動いてほしい。

動かないと実際のところはわかりません。

起業は未知の世界、だから不安なのは当たり前。最小コスト最速で何度もテストしてみてほしい。そしてやってみてフィードバックをもらって修正を加えていく。これしかない。

最小コスト最速のテスト、重要なキーワードです。

小さい頃、いじめらっれ子でぜんそく持ちでした。強くなりたい!強くなりたい!という気持ちでした。そんな中で山で過ごす体験をしたことがありました。真っ暗な山の中、からだはもちろんのこと心も鍛えられる感覚。不安もあったけどトムソーヤのような冒険心が生まれました。乗り越えられたときの成長実感をこのとき感じたんですね。この実感を大人になって味わってもらいたいという思いがあります。

子供の頃の原体験はキーワード。何もしがらみのないあの頃に思っていたことは純粋にやりたいことの根っこです。思い出してみましょう。

もしうまくいかないことがあっても、決して理念は変えないこと。何のためにやっているのかがわからなくなると続かなくなります。人生は人のせいにせず、すべて自分の責任と考えることだと思います。

やろうと決めたら他人のせいにしない。すべてを自責と考えて行動する。

行動したり発言することで自分から離れていく人もいます。でも本当の話をすることで近づいてくる人もいます。行動すると自分に最適な人が最適なタイミングで現れるという実感があります。とにかくあきらめないで動くこと、不安があったら天職塾のような同じ志の仲間と話すことで解決できます。

行動は発信。発信は行動。動いているとある日ご縁が生まれます。

今はそこそこ仕事がまわっている。でもどれだけ仕事があったとしても突然なくなることがある。これまでもそんな経験をしてきた。なので仕事がいつなくなるかわからない不安は常に持っている。継続的にできる仕事をどうつくっていくかは永遠の課題

不安を解消するのはシゴトが継続的にできること。世の中の動きに常にアンテナを立てていくことです。

起業して何年目かの節目で体調を崩したことがあった。気の緩みが原因だった。起業家には代わりをやってくれる人がいない。健康管理はとても重要と感じたときだった。

何はさておき健康であること。健康であれば何だってできる。健康で害したら何もできなくなる。自戒を含め肝に銘じたいですね。

会社に通っているときは強制力があった。独立してからは全て自分でコントロールすることになる。自由だがその分自己管理が必要になる。下手したら何もしないで終わる日もある。気持ちが落ち込むときもある。どんなときどう調整できるかを鍛えないといけない。それからお金には苦労した。なかなか食えるようにはならない。半年や1年は生活できるだけのお金を用意しておくことが必要。

起業したら100%自由が得られます。自分がやることに干渉する人はいなくなります。その代わりに責任が発生します。サラリーマン時代は会社へ責任転嫁することができました。起業したら責任は全て自分です。文句を言おうが気に入らないことがあろうが結局は自分に戻ってきます。自分を律することの重要性。その代わりに得られる限りない自由。「自律的自由人」を目指していきましょう。

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